劇場公開日 2012年9月29日

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「かなりの良作」エレベーター うそつきカモメさんの映画レビュー(感想・評価)

3.0かなりの良作

2021年10月30日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

ほとんどエレベーターの中だけで、ストーリーが進行していくハイコンセプトパニックスリラー。
エレベーターに乗り込むあいだのわずかな時間で、すべてのキャラクターを描き分けている点や、偶然乗り合わせた人間の、意外な関係性など、中盤まで一気に見せる展開は見事だ。
爆弾の存在が発覚してからの、パニックぶり、極限状態での、キャラクター達の英雄的振る舞い。
そして、ただウザいだけの存在のスタンダップコメディアンが、痛快に状況を皮肉る様や、リーダーシップを発揮する場面は説得力に溢れている。
スターこそ出ていないが、それぞれの、演技も素晴らしい出来栄えだ。

2013.12.5

うそつきカモメ