劇場公開日 2024年3月1日

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「味のある俳優陣」舟を編む オレさんの映画レビュー(感想・評価)

3.5味のある俳優陣

2016年4月4日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

泣ける

知的

1人のマジメで暗い性格ながらも言葉を巧みに表現する才能を持つ男の20数年に及ぶ辞書作りの話。

主演に松田龍平、その相棒役にオダギリジョー、2人の先輩役として小林薫と味のある俳優がずらり。
西岡の飄々としながらも馬締を気にかける様子やそれを見守り支える荒木やタケさんにほっこり。
左遷されたあとも西岡が協力してくれてる描写があってそこもよかった。

何より宮崎あおいが良すぎた(結局そこ笑)
年取ったかもしれないけどまだまだ全然綺麗な人。容姿だけじゃなく、声も好きすごくいい声してると思う
最初のベランダでの出会いでの第一声「迎えに来てくれたんだ」で死亡。
馬締に再度告白させた後の真顔からの照れ顔で「私も」で2度目の死亡。
12年後の髪型がショートになってて3度目の死亡。
いやー惚れ直しました笑。観てる時の自分相当キモかったと思う笑。
なぜ大した接点もなかったはずの馬締にあそこまでホレたのか微妙に疑問だが全体的に素晴らしかったので問題なし笑。

ラストの全チェックは観てる自分ですらうげぇとなったが辞書作りの大変さをリアルに表現しているんだなと感じた。20数年一つの辞書作りに情熱と時間を捧げる覚悟は相当なもんだろうなぁ。
「右」という言葉の説明が辞書によって違うなど、言葉って面白いなって思える作品。とりあえずいろんな本を読もうって思った。

オレ