お蛇ヶ池団地

劇場公開日:

解説

団地を訪れた男の悪夢のような体験を描く不条理ドラマ。映画美学校の'03年度スカラシップ賞に輝いた新鋭・堀内浩一監督の初長編作。 坂田雅彦(「ゴジラ×モスラ×メカゴジラ 東京SOS」)、野村貴志(「カクト」)、加藤賢崇(「シネマGOラウンド」)、さらにピンク映画を中心に活躍の場を拡げている伊藤猛が好演している。

2003年製作/103分/日本
配給:映画美学校
劇場公開日:2005年2月5日

ストーリー

お蛇ヶ池団地という得体の知れない空間に紛れ込んだ製薬会社の営業マンは奇病に取り憑かれた住人たちに翻弄され、巻き込まれてゆく。牡蠣養殖工場、臓物を、のたうち回りながら憎悪にまみれ刺しつける焼き肉屋の主人、多毛症の少女。切断された指は幾多の者に陵辱された美しい女の身替わりか? 次々に仕掛けられるイメージの集合体はまるでおぞましい悪夢のようだ。お蛇ヶ池団地を取り囲む全ての個物は揺らぎ、薄れ、漂い、無気味に、小気味良く、男に襲いかかる。善悪の境が薄れた曖昧な世界では人は自らの本能すら信じることができない。男は叩き付けられた不条理な世界で自制することを放棄し、次第にその嗅覚だけを頼りに獰猛に行動し始めた。

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