お笑い夫婦読本

劇場公開日:

解説

香住春吾のテレビ・ドラマ「茶羽織」を、「喧嘩も楽し」の蓮池義雄が脚色、同じく「喧嘩も楽し」のコンビ、青柳信雄が監督、西前弘が撮影した喜劇。主演も「喧嘩も楽し」のミヤコ蝶々、南都雄二、柳家金語楼、峰京子らに、環三千世が加わる。

1958年製作/64分/日本
配給:東宝
劇場公開日:1958年5月13日

ストーリー

大阪近郊の、とある私鉄沿線の小住宅街。その中の一軒に住む河合雄吉と妻蝶子は結婚して十三年、子供は三人。雄吉は平凡なサラリーマンで、善良なだけがとりえという男である。蝶子は妹の春恵をたずねての帰途、新しい茶羽織を着た近所の小川夫人と出逢った。彼女は、一度あんな茶羽織を着てみたいと羨ましく思った。一方、雄吉は会社からの帰り道、足許に落ちていた財布を拾った。中を見ると千円札の束。雄吉と蝶子は猫ばばをきめたいところだったが、とどのつまりは警察へ届けた。ある日曜日、蝶子は子供たちの外出の支度にてんてこ舞いをしていたが、さて自分の身支度にかかると、またいつもの茶羽織。私も茶羽織の一枚ぐらい欲しいなあと愚痴を言ったことから喧嘩になり、蝶子は家を飛び出してしまった。彼女は悄然とある喫茶店に入った。そこには、主人と別れて来たばかりという近所の中原夫人がいた。主人が茶羽織を次々と買ってくれるのも、実は他に女をつくり私をだます手段だったのですと泣き出す。蝶子の気持は和ぎ、家へ帰った。雄吉はにやにやしなら紙包を差し出した。財布の落し主がわかり謝礼を貰ったので、茶羽織をイの一番に買ってきたという。やがて、二人は子供たちをつれて楽しそうに出かけた。蝶子の小さい身体を、真新しい茶羽織が包んでいたのは勿論である。

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