坊ちゃんの主将

劇場公開日:

解説

近江俊郎が製作、脚色、監督、出演と一人四役で放つ“坊ちゃんシリーズ”の第三弾。中沢信の原作を「坊ちゃんの特ダネ記者」の近江俊郎が脚色、監督し、撮影は同じく杉本正二郎が担当した。主演は「「青春万歳」より 青春源平恋合戦」の高島忠夫、「強情親爺とピンボケ息子」の柳家金語楼、「坊ちゃんの特ダネ記者」の三ツ矢歌子、かつての童謡歌手川田孝子。ほかに古川緑波、松本朝夫、坊屋三郎、柳亭痴楽、並木一路の喜劇陣に毛利啓子など。

1957年製作/70分/日本
劇場公開日:1957年9月14日

ストーリー

主将金太郎を初め日新大学クルーの面々は、隅田川で練習中に女子クルーに気をとられ、艇を橋桁にぶっつけて部長に大目玉を食ってしまった。うさ晴しに部員一同金太郎の妹のチャキチャキ娘チカ子に引連れられて、金太郎の家をたづねると、お稲荷様狂の父金兵衛や祈祷師八方斎がいて、無理矢理に稲荷の前にすわらせられてしまう。ボート新造資金のためダンスパーティを開き、盛況に終ったが、費用がかさんで儲けが出ない。金太郎はパーティに顔を見せなかった山本を心配してたずねる途中に、ふとしたことから彼の姉の綾子と知合になる。山本が生計のため、後楽園のアルバイトに行っているのを知り、部員一同で応援に出かける。綾子は気は弱そうにみえて男性的な金太郎が好きになる。金太郎と綾子の縁談のため金兵衛は、綾子の父俊輔をたずねるが喧嘩別れとなり、金太郎と綾子までが喧嘩してしまう。おかげでボート部の前途多難。愈々試合当日、悄気きった金太郎を励ますため、チカ子は無理矢理に綾子を引張り出し、応援につとめたので金太郎のクルーは見事優勝。橋の上では金兵衛と俊輔が喜びに抱合ってビックリ。桟橋に帰った金太郎と綾子は感激の握手をするのであった。

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