女めくら 花と牙
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女めくら 花と牙

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解説

「ひとり狼」の直居欽哉と、服部佳が共同でシナリオを執筆し、「こわしや甚六」の市村泰一が監督したアクションもの。撮影は「いれずみ無残」の小杉正雄。

ストーリー

夕子は本名を宗秀蓮といった。日本に来たのは、養父大杉勇作の死の謎をとくためだった。大杉は東京暗黒街のボスで、夕子が孤児だった時に拾って育て上げてくれた恩人であり、彼女の天性の素質を見込んで拳銃の手ほどきをし、香港で賭博や宝石商の腕も磨かせてくれたのである。その大杉が、仲間四人と米軍輸送車襲撃を計画し、結局は崖から転落して焼死したという知らせを夕子は香港できき、その真相をつきとめに来日したのだった。探りまわる夕子は、得体の知れない男北見健介と知り合った。ある日、夕子は健介の紹介でやくざの鬼頭と会った。鬼頭が一件の手がかりを知っているというのだ。鬼頭は、襲撃に参加したのは五人でなく六人であり、六人目の男が四千ドルを独占して他の五人を殺したらしい、と夕子にいった。彼女は事件の詳細を探り歩くうちに、いつしか健介に愛を抱くようにになった。そのころ、何者かが夕子を狙うようになった。何度か健介に助けられた夕子だったが、ある日、やくざに襲われ、眼を負傷してしまった。そんな夕子を、健介は寝ずに看病するのだった。失明の危険もあるという重傷だったが、彼女の手術は成功した。その直後、健介は六番目の男を探り出した。それを聞いた夕子は眼帯をかけたまま、その男に会いに行った。その男、王劉元の声を聞いた夕子は愕然とした。まぎれもなく大杉の声だったからだ。何も言わず香港へ帰れという大杉を、しかし、夕子は射った。彼が真相を知った健介を殺すことは目に見えていたからだ。それから数日後、夕子は健介の証言で正当防衛が認められ、香港へ帰ることになった。実は健介は、米軍輸送車襲撃事件を調べていた警官だったのだ。やがて、空港で健介の見送りを受けた夕子は、いつか健介のもとへ帰ってくる、と心に誓いながら、機上の人となった。...

スタッフ

監督
脚本
直居欽哉
服部佳
製作
斎藤次男
撮影
小杉正雄
美術
宇野耕司
音楽
渡辺岳夫
録音
平松時夫
照明
青木好文
編集
石井巌
スチル
久保哲男

キャスト

作品データ

製作年 1968年
製作国 日本
配給 松竹
上映時間 90分

提供:株式会社キネマ旬報社

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