左利きのレミー

劇場公開日:

解説

ピーター・チェイニイの小説『レミー・コーション』を、「全部が獣だ」のベルナール・ボルドリーと「シエラザード」のマルク・ジルベール・ソーヴァジョンが共同脚色、ベルナール・ボルドリーが監督したアクション・ドラマ。撮影は「女は夜の匂い」のロベール・ジュイヤール、音楽は「いぬ」のポール・ミスラキが担当した。出演は「新・七つの大罪」のエディ・コンスタンティーヌ、「唇によだれ」のフランソワーズ・ブリオン、「パリよこんにちは」のフランソワーズ・プレボーなど。製作はシャルル・ボルドリー。

1960年製作/フランス
原題:Women are like that...
配給:アライド・アーチスツ
劇場公開日:1965年2月16日

ストーリー

腕利きのFBI員レミー(エディ・コンスタンティーヌ)は、敵スパイ団の大物バーレイの正体を突きとめるべく単身パリに乗り込んだ。そこで彼はルパート将軍に会い、協力者の二人のフランス人デムールとメインを紹介された。レミーはパリで活躍中のFBI員リバンと連絡をとり、リバンの隠れ家を訪ねることにした。行ってみると彼は殺されており、手には一冊の詩集が握られていた。レミーはデムールの美人秘書ダニエルがあやしいと思い、助手に尾行を命じた。彼女を乗せて消えた車はナイトクラブの経営者ジロティのものとわかったが、探す大物スパイのバーレイと同一人物とは思えなかった。ダニエルを追ってサン・クルーの別荘に行ったレミーだったが、彼女はすでにこと切れていた。ホテルに帰ったレミーは、リバンが殺された時持っていた詩集の文句から暗号を発見し、将軍に報告に行った。そこで彼は将軍の姪でスイスで勉強中のマーティン(フランソワーズ・ブリオン)が、敵スパイのアマンダに似ていることを発見した。すぐにスイスに行き、彼女に協力をたのんだ。パリに戻り単身ジロティの店に乗り込んだレミーだったが、密室に監禁されてしまい、その間ジロティはアマンダに化けたマーティンに会った。その時、デムールとメインが現われジロティを射殺してしまった。一方、脱出したレミーは、ジロティこそ、目ざす敵のバーレイだと聞いたが、その言葉にはやはり疑問を持っていた。デムールとメインは、アマンダに化けているマーティンを脅迫し、自分たち二人こそバーレイという架空の人物を創造したスパイであることを告白した。忍び込んだレミーは、このことを全部聞いてしまい、二人を射殺した。かけつけたルパート将軍の前で、レミーとマーティンは喜びあった。

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