劇場公開日 1959年4月23日

「モテすぎて困る男のフランス恋愛コメディの屈託の無さを体現するアラン・ドロン」お嬢さん、お手やわらかに! Gustavさんの映画レビュー(感想・評価)

3.5モテすぎて困る男のフランス恋愛コメディの屈託の無さを体現するアラン・ドロン

2022年9月18日
PCから投稿
鑑賞方法:TV地上波

アラン・ドロン初主演映画。監督は、後にナタリー・ドロン主演映画「個人教授」を手掛けたミシェル・ボワロン。モテ男ジュリアンが三人の女性から揉みくちゃにされるシンプルなラブコメディで、嫉妬も羨望も抱かず楽しめるのは、当時23歳のアラン・ドロンの美青年振りに納得してしまうから。こんなに屈託のないラブコメディも珍しい。女優陣のパスカル・プティ、ミレーヌ・ドモンジョ、ジャクリーヌ・ササールもいい。特にササールの美しさに惹かれる。60年代の青春謳歌の先駆けを象徴するフランス映画。

Gustav