ぴんぼけGメンNo.1

劇場公開日:

解説

ラリー・バーンズとドン・クィンの原作をハリー・テュゲンドが脚色、「豪傑カサノヴァ」のノーマン・Z・マクロードが監督したコメディ。撮影監督は「上流社会」のポール・C・ヴォーゲル、音楽は「姫君と海賊」のデイヴィッド・ローズ。主演は「八十日間世界一周」のレッド・スケルトン、喜劇女優ジャネット・ブレア、「野郎どもと女たち」のヴィヴィアン・ブレイン、「現金に体を張れ」のジェイ・C・フリッペン。

1957年製作/アメリカ
原題:Public Pigeon No.1
配給:RKOラジオ
劇場公開日:1958年2月6日

ストーリー

レストランのコック、ラスティ(レッド・スケルトン)は、いい男だが少々頭が足りない。恋人エディス(ジャネット・ブレア)と婚約して6年目、やっと結婚資金1508ドルを貯めたが、彼が稼いだのは僅か40ドル、後は洗濯屋に勤めるエディスがつくったものだ。ラスティに金のあるのを知った株券詐欺屋のハーヴェイは、紙屑同様の株が石油を掘りあてたと偽って彼に虎の子の貯金を下ろさせて買わせた。間もなくラスティは知り合いのクワレン警部からインチキ株券一味に1万ドルの懸賞金がかかっていると聞かされて驚いたが後の祭。その上、彼は店をクビになった。職探しに歩き回っている途中、一味の女をみつけ、その隠れ場所に乗り込んだが逆にノサれた。ハーヴェイはトンマなラスティをもう一度瞞してやれと、自分たちはGメンだからお前もGメンにしてやる、こう言ってインチキ株の販売代金の集金に出した。ラスティは9000ドル集金したが、警察に尾行されていると気づくや、銀行の私用金庫に金を預け帰還した。ところがハーヴェイらも危ういと感づき既に逃げていたので、踏み込んできた警官にラスティは1人捕まってしまった。警察でラスティは口を割らなかったため5年の刑を宣告されたが、面会にきたエディスに婚約を破棄すると脅され、やっとGメンになっていると打ち明けた。警察はラスティの黒幕をつくため彼を囮に使おうと破獄の手筈を決めた。一方、ナイト・クラブの楽屋にひそむハーヴェイも9000ドル欲しさに獄中のラスティに脱獄しろと命じてきた。警察の手筈をハーヴェイの指図と感違いしたラスティは脱獄して一味のいるナイト・クラブに行った。ハーヴェイは早速、金庫を開ける委任状をラスティに書かせようとした。が、ラスティは立ち会いの弁護士が警察で教えられたインチキ弁護士なのに気づき一味の魂胆を知った。彼は逃げ出した。そして彼の連絡でハーヴェイらは警察に捕まった。1万ドルの賞金をもらったラスティとエディスは見事結婚にゴールインした。

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