爆笑隊従軍記
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解説

「リオ・リタ」に三枚目として共演したバート・ウイーラーとロバート・ウールジーが主演する喜劇で、「ディキシー歌舞曲」のポール・H・スローンが監督に当たったもの。原作はジェームズ・A・クリールマン・ジュニアで、アン・コールドウェルとラルフ・スペンスが詞をつけ、「リオ・リタ」と同じくハリー・ディアニーが作曲した。撮影は「導火線」のニコラス・ミュスラカが担当である。助演者は「選手の後に娘あり」「リオ・リタ」のドロシー・リー、「踊る曲線美」「燃ゆる人魚」のヒュー・トレヴァー、「シマロン(1931)」「王様ごっこ」のエドナ・メイ・オリヴァー、「春ひらく(1931)」のレニ・ステンゲル、新進のロバータ・ロビンソン、ジョージ・マクファーレーン等である。

ストーリー

欧州大戦中のこと、パリにあるアメリカ陸軍の大佐マーシャル氏は度胸はないが武者振りは天晴れだったせいか、オルガと呼ぶ怪しき女から恋文などを貰った。大佐の娘アイリーンはジム・リード中尉と恋仲で、中尉と結婚しないではおかないという決心をしているが、父の大佐がリード中尉を忌み嫌っているので悶々の思いである。アイリーンの妹にあたるアンネットも相当なヤンキー・ガールである。大佐の指揮する一隊の二等兵にトミイとギルバートという頼りない兵士がいた。彼らは大の仲良しでいつも二人一緒に行動するナンセンスそのものとも言うべき存在である。ある時二人は上官の許可を受けずに、風来坊の本来の面目を発揮してパリの街をふらふらと遊び歩きに出かける。大佐殿は怒ってトミイ、ギルバートの二兵卒を引捕らえろと命令する。二人は憲兵に追われてパリ中を逃げまわり、揚げ句の果てにマーシャル大佐乗用の自動車に乗込んで逃亡した。車中には大佐の次女アンネットと大佐に惚れているオルガが乗っていた。アンネットはトミイのナンセンスな快活ぶりに惚れ、オルガは大佐のことは忘れてロイド眼鏡に葉巻のギルバートに首ったけになってしまう。トミイとギルバートには懸賞金がついている捕物であるが、恋に心を打ち込んだアンネットとオルガは何とかして二人に手柄を立てさせて、芽出度くなり度いと考える。大佐の許に将軍からの命令書が届く。その命令書は最前線に届けられるべきものである。大佐は大嫌いなリード中尉のポケットから盗み出して、トミイとギルバートに渡し、二人を戦線に出発させる。中尉は重要書類紛失の罪によって直ちに投獄される。一方功名に燃ゆるトミイとギルバートは捕らえられ、軍律を破る者として大佐は二人を銃殺に処する、と命令する。ところが大佐宛になっているオルガの香水入りラヴ・レターが将軍に送られようとしていることが判明し、それを解決するためにはトミイとギルバートを放免しなければならない立場になっているのを知って大佐は青くなり、二人を赦すのである。(アール・ケー・オー映画社輸入)...

作品データ

原題 Half Shot At Sunrise
製作年 1930年
製作国 アメリカ

提供:株式会社キネマ旬報社

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