西部番外地

劇場公開日:

解説

“マチョ”というのはスペイン語で「--な奴」という意味で、原題の“マチョ・カラハン”はカラハンの野郎といった意味である。“逃げる男”ジャンセンの娯楽ウェスタン。製作総指揮は「ソルジャー・ブルー」のジョセフ・E・レヴィン、製作はマーティン・C・シュット、バーナード・L・コワルスキー、監督は「USAブルース」のバーナード・L・コワルスキー、脚本はクリフ・グールド、撮影はジェラルド・フィッシャー、音楽はパット・ウィリアムスがそれぞれ担当。出演はデイヴィッド・ジャンセン、ジーン・セバーグ、リー・J・コッブ、ジェームズ・ブース、ペドロ・アルメンダリス・ジュニア、デイヴィッド・キャラダインなど。テクニカラー、パナビジョン。1970年作品。

1970年製作/アメリカ
原題:Macho Callahan
配給:ブエナ ビスタ
劇場公開日:1971年5月22日

ストーリー

南北戦争のまっただ中、南軍の捕虜収容所に南軍の兵士、マチョ・カラハン(デイヴィッド・ジャンセン)は入っていた。南軍の兵士ながら、粗暴な性格のため軍律にひっかかり、“豚小屋”と呼ばれる私刑場に閉じ込められていたのだ。たびたびの脱走に失敗しながらも、彼を欺いた“黄色の長靴をはいた男”に対する復讐心に燃え、不屈の精神と体力でついに脱走に成功した。数日後、ジャクソンの町にふらりと現れたマチョは、旧友ジュアン(ペドロ・アルメンダリス)に再会する。酒場で一杯やっているとき、新婚旅行でやってきたスマートな北軍の大佐デイヴィッド(デイヴィッド・キャラダイン)が入ってきた。シャンペンのことで争いになり、怒ったマチョはデイヴィッドを撃ち殺してしまう。悲しみのどん底に落とされた新妻アレキサンドラ(ジーン・セバーグ)は、復讐を誓ってマチョを追った。そのアレキサンドラに仇討ちにことよせ付きまとう男ダフィ(リー・J・コッブ)こそ、マチョの捜していた“黄色い長靴をはいた男”であった。相棒のジュアンとある町でダフィを発見すると、2人はついに吊るし首にして復讐を遂げた。マチョは賞金を千ドルにつり上げてなお追い続けるアレキサンドラに、賭博場で発見される。うまくマチョに接近したアレキサンドラは、すきを見て、火掻き棒で殴りかかるが、逆にとり返され、犯されてしまう。そこで彼女はふしぎな感情が湧いてきて、憎悪からしだいに彼の人柄に魅かれていくのに気づいた。しかし、賞金めあてのならず者は執拗に3人を追ってくる。アレキサンドラはすでにマチョに愛を感じて、彼のあとについていこうと決心していた。賞金稼ぎに相棒ジュアンを殺され、2人は逃亡の生活を続ける。ある夜、仇の関係の中の愛に悩んだすえ決心したマチョは、岩かげに身を隠して眠るアレキサンドラを残して去ろうとしたそのとき、賞金稼ぎの銃が火を吹き、マチョは暗闇の中に倒れた。(ブエナビスタ配給*1時間33分)

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スタッフ・キャスト

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映画レビュー

2.0たかが酒一瓶で

2022年12月19日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

主人公(デビッド・ジャンセン)は南軍の刑務所から脱走し、自分をだました男へ復讐しようとしていた。
そんなとき、ある町で北軍の将校に出会い、酒一瓶のことで争いになり、丸腰の男を殺してしまう。
将校の妻(ジーン・セバーグ)は仇討ちのため、賞金をかけて追いかける。
主人公と将校の妻の関係が唐突だと思う。

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