スザンナ

解説

「モリー・オー」に次いで製作されたメイベル・ノーマンド嬢の主演マック・セネット映画で、ユナイテッド・アーティスツ社の姉妹会社アライド製作発売会社から発売されたもので。リントン・ウェルス氏の小説家ら脚色されたものでF・リチャード・ジョーンズ氏の監督に成ったものである。ジョージ・ニコルズ氏、レオン・バリー氏等も出演している。

1923年製作/80分/アメリカ
原題:Suzanna

ストーリー

メキシコの大牧場の持ち主なる2人の貴族フェルナンドとディエゴは各自の息子ラモンと娘ドロレスの結婚によって両家の財産を合わせ様と望んでいた。しかるにドロレスは彼女の父の財産を得んと計れる闘牛士パンチョーと恋に落ちてしまう。フェルナンド家の召使の娘と思われているスザンナはラモンが彼女に恋する様になったので追われてドロレスの下女となった。ところが端なくもスザンナはディエゴの娘である事を知った2人の望みを覆すのを避けて黙っていたが、彼女に対するラモンの恋心は増すばかりで、彼はドロレスとの結婚の日彼女を棄ててスザンナの後を追ったが、総ては解決を告げ2人は幸福になり、ドロレスは恋人パンチョーは結婚した。

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