乗馬警官

解説

「曠野に叫ぶ(1921)」等の原作者ラルフ・コンナー氏の有名な小説「カメロン伍長」Corporal Cameronをフェイス・グリーン氏が脚色し、ヘンリー・マックレイ氏が監督したホドンス映画である。主役は「ユーモレスク(1920)」等のガストン・グラス氏、その他その後ユ社の監督となったアーヴィング・カミングス氏、ヴィヴィエン・オスボーン嬢、最近多数にラッセル主演映画の公開されているジョージ・ラーキン氏等が共演している。

1921年製作/アメリカ
原題:Cameron of Royal Mounted

ストーリー

スコットランドの大学生カメロンは小切手偽書事件で故郷を出てカナダに渡り農園で働くうち主家の娘マンディーと恋仲となった。ところが雇人パーキンズの嫉妬をうけ一夜負傷させられた。友人や恋人の看護に全快した彼は、彼女を諦め北部に至り鉄道敷設工事に従ったが酒の密売事件に無実の罪で捕らえられた。しかし彼の申開きは立ち却って警官に採用された。勇躍悪漢の逮捕に向かった彼は悪漢の一人ボッブに昔の小切手事件を発かれ免職された。やむなく再び鉄道工事に従事するうちに今は看護婦となっているマンディーに会う。其後カメロンは昔の小切手偽書が悪漢ボッブの仕業であった事を確証し、又パーキンスが拐した恋人を取り戻し、再び警官に任命され、恋人と楽しい生活に入った。

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