死の警告

解説

「犯罪王」「命を賭ける男(1937)」のエイキム・タミロフ、「罪と罰」「ブラウンの誕生日」のマリアン・マーシュ、「医者の日記」のジョン・トレントが共演する映画で、監督には「医者の日記」「アリゾニアン」のチャールズ・ヴィダーが当たり、「結婚の贈物」「浪費者」のレオン・シャムロイが撮影したもの。助演は「ロマンス乾杯」のジェネヴィーヴ・トビン及びレジナルド・デニー、「春を手さぐる」のウィリアム・デマレスト等。

1937年製作/アメリカ
原題:The Great Gambini

ストーリー

アン・ランドールが有閑紳士ダンビーと結婚すると決まった時、アンを愛しているグラント・ネイラーはダンビーがアンを不幸に陥れたら殺す、と言放った。結婚する日の朝ダンビーは殺されていた。探偵のカービイとバックルは嫌疑者が多いので面食った。グラントが犯人らしいのはもちろん、アン自身も怪しい。アンの父ランドール氏も、母のランドール夫人も、それぞれダンビーが死んだ方が好都合な立場にある。心霊術師のギャムビニは、殺人者はマーチン・ミルスという恐喝者である、と言う。探偵は躍鬼になってミルスを捜しまわったが、雲をつかむようなものであった、こうして、関係者全部が容疑者であるばかりか、やがてマーチン・ミルスは被害者ダンビー自身であることが判明して、探偵たちはあきれるばかりであった。ギャムビニは犯人を知っている、と言い、交霊会を開いた。何人が犯人であろうか?

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