淋しき灯台守

解説

ユニヴァーサル社を出てソル・レッサー氏の主宰するプリンシパル社に入ったベイビー・ペギー・モンゴメリー嬢の第一回作品。ローラ・E・リチャーズ女史の原作を、イヴ・アンセル女史とジョン・W・グレイ氏とが脚色し、「少年ロビンソン」「サーカス・デイズ」等と同じくエドワード・クライン氏が監督したもの。ベイビー・ペギー・モンゴメリー嬢のお対手には「風雲のゼンダ嬢」「虚栄の市(1923)」等出演のホバート・ボスウォース氏、「奔流恋を乗せて」「ロジタ(1923)」出演のアイリーン・リッチ嬢、「文化果つるところ」出演のハリー・T・モーレイ氏、「名家の秘密」等出演のバーバラ・テナント嬢等の腕利きが出演している。

1924年製作/アメリカ
原題:Captain January

ストーリー

小さい孤児が難破船からジェレミアーという老灯台守に救けられ、二人は人里離れた灯台で平和な生活をしていた。村人は灯台守の手から子供を奪おうとしたが、ジェレミアーはこれを防げた。子供の叔母が子供を連れ去った後ジェレミアーの生活は急に空虚になってしまった。しかし子供は老人恋しく、叔母の許を抜け出して帰って来た。叔母達も老人と子供との深い愛を知って、二人が共に暮らすことを許したのである。批評ー素朴な物語で心に訴える効果が多い。主役一人に対する同情を興味深く描いてあってペギー嬢の可憐さは何人をも動かすであろう。いかなる館にも向く映画。(ニウス誌ローレンス・リード氏)

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