砂漠の剣
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解説

古代エジプトを舞台とする史劇。ヴァージリオ・トシとマッシモ・ビターリ共同の物語をウーゴ・リベラトーレとレミジオ・デル・グリッソが共同で脚色、監督に当ったのはウェンセスラフ・トゥールヤンスキー。撮影はピエール・ルドビコ・パポーニ。音楽担当はジョバンニ・フスコ。出演するのは「アラモ」のリンダ・クリスタル、「くち紅」のピエール・ブリス、ジョン・ドルー・バリモアなど。製作ジョルジオ・ベンチュリー。

ストーリー

紀元前2世紀頃、エジプトは2つの王国に分裂していた。高地の王国の首都はテーベ、低地の王国の首都はブバスチスにあった。長い戦いの後、テーベのハーバー王は、弟のブハスチス王国を奪ってエジプトを統一した。ブバスチスの人民はハーバー王に反抗し王子サバク(ジョン・ドルー・バリモア)を象徴としていた。サバクは表面上テーベの王子レムシス(アルマンド・フランチオーリ)と友好をよそおい内心は従兄弟の彼に強い競争心を抱いていた。ある日、2人は狩猟の帰途、ナイルの村娘アキス(リンダ・クリスタル)を招いた。彼らは彼女の美しさに心を奪われた。アキスはラムシスの友人アモシ(ピエール・ブリス)を恋していた。2人の王子はサイコロで彼女の所有権を決めることにした。サバクが勝った。が、アキスは姿を消してしまった。アモシは船倉内で彼女を見つけた。彼女の望みは、ブバスチスにある猫の女神の神殿の踊り子になることだった。アモシは2人の王字の手のとどかぬ所に隠す約束をした。ブバスチスに帰った一行のところへ、エジプト王危篤の知らせがきた。アモシはアキスに話す間もなく、テーベに帰った。――長い年月が過ぎた。アモシは新エジプト王ラムシスの使節としてブバスチスにやって来た。アキスはサバクの物になっていた。彼女は奴隷になるよりはと、彼の物になったのだ。サバクはラムシスをエジプト王と認めず、自分を王と称し、アキスを王妃にした。アモシの報告を聞いたラムシスは、直ちにサバクに宣戦し、ブバスチスへ進軍した。隊の中央には数百頭の牛にひかれた純金の巨大なアモンの神の像があった。夜が明けるのを期し、両軍は砂漠で激突した。はさみ撃ちに成功し、サバク軍は全滅、サバクは処刑された。ラムシスはアキスを自分の奴隷にしようとした。これを知ったアモシはアキスを連れて逃走した。が、まもなく逮捕され、2人は鎖につながれ砂漠に放置された。死は刻々と迫った。絶望の一瞬、地平線の彼方に隊商が現れ2人は無事に救出された。...

作品データ

原題 The Pharaohs' Woman
製作年 1961年
製作国 アメリカ
配給 ユニヴァーサル
上映時間 87分

提供:株式会社キネマ旬報社

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