サーカス・デイズ

解説

ジャッキー・クーガンの最後のファースト・ナショナル映画で、ジェームズ・オーティス原作になる小説「トビー・タイラー」“Toby Tylerに基づいたもの。監督は喜劇畑で有名なエドワード・クライン。クーガンの対手には「漂泊の孤児」「メアリー・ゴー・ラウンド」等出演のチェザーレ・グラヴィナや、老巧なラッセル・シンプソン、サム・ド・グラッス、クレア・マクドウェル、バーバラ・テナント等が出演する。サーカスを背景とした例によって涙の喜劇である。

1923年製作/アメリカ
原題:Circus Days

ストーリー

貧しい母と2人で伯父の家に厄介になっていたトビー・タイラーは、余りの虐待に耐えかねて伯父の家を逃れ、あるサーカスに入ってレモネード売りをする事になった。彼の天真爛漫な無邪気さは如何なる苦しい時にも失われず、よく温かい気持ちを一団の人々に与えていたが、裸馬の騎手をしていた少女が病気になった時トビーはその身代わりになって大成功を収め、莫大な給金でそのサーカスに抱えられる事となり、その後母のもとへ帰って伯父の悪計を妨げ、遂に伯父を本心に立ち返らせて、お母さんには立派な家を建ててあげた。

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