恋とお月様

解説

「珍暗黒街」に次ぐジャック・オーキー主演喜劇で、原作はリング・ラードナーとジョージ・コーフマン合作の舞台喜劇、脚色には「スキピイ」のジョセフ・マンキウィッチとキーン・トンプソンとが挙動であたり、「珍暗黒街」その他のオーキー作品を監督したエドワード・サザーランドがメガフォンをとり、カメラは「凸凹海軍の巻」「拳の王者」のアレン・G・シーグラーが担任した。助演俳優は「巴里選手」のフランセス・ディー、「珍暗黒街」のウィン・ギブソン、ニューヨークミュージカル・プレイ界の花形ジェーン・マックローイ、アーネスト・ウッド、ハリー・アクスト、サム・ハーディなどの面々。

1931年製作/アメリカ
原題:June Moon

ストーリー

フレデリック・マーティン・スティーヴァンスは電灯会社社員として働いて貯蓄した1200ドルを持って流行歌作家になる望みでニューヨークに向かった。途中の列車内で彼は速記タイピストの職に就くべくニューヨークに志しているエドナ・ベイカーという娘にあった。そして2人は恋に陥った。ニューヨークに就くとフレデリックは流行唄の作家としてかつて有名になった事のあるポール・シーアスを訪問した。シーアスは妻のルシールとルシールの妹で楽譜出版業者サム・ハートの妾をしていた。フレデリックはアイリーンが妾とは知らず、単にハートの知己と思ったので、この人達と親しくすれば出世の早道と考えた。アイリーンはフレデリックが小金を持っていると知ったんのでちやほやしたのでお人好しの彼はエドナのことなど忘れてしまった。彼はシーアズと合作で「六月の月」という新しい唄を作った。しかし出版主のハートはあまり気乗りがしない様子を見せた。フレデリックはハートに向かってアイリーンに婚約指輪を買ってやりたいから新作の「六月の月」の版料を幾らか前払いしてもらいたいと申し込んだ。ハートはアイリーンに飽きがきた矢先だったので、いざこざ無しにアイリーンガと手が切れるのはもっけの幸いと早速2500ドルの手形を出した。エドナは一別以来音沙汰がないので悲観しながらハートの出版社にフレデリックを訪れて来た。シュワルツというピアニストはエドナに同情してフレデリックもシーアズも流行唄作家として成功することは到底おぼつかないこと、アイリーンはハートの捨てられた妾であるということを知りさえすればフレデリックはすぐにアイリーンにあいそうを尽かすこと、をエドナに告げた。一方フレデリックもシーアズ一家の内輪喧嘩を立ち聞きしてアイリーンの身分を知り、さっそく彼女にサヨナラと入った。そしてピアニストの肝入りでエドナと仲直りができた彼はニューヨークを捨てて恋人と手を携えて故郷へ帰った。

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