劇場公開日 1933年9月14日

「【”キング・コング、世界に降誕”今作が、その後の数々のモンスター映画に与えた影響を鑑みると、文化的価値は計り知れない作品。今作が、90年以上前に制作された事も驚嘆である。】」キング・コング(1933) NOBUさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0【”キング・コング、世界に降誕”今作が、その後の数々のモンスター映画に与えた影響を鑑みると、文化的価値は計り知れない作品。今作が、90年以上前に制作された事も驚嘆である。】

2022年2月22日
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鑑賞方法:VOD

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ー 今作の大ヒットにより、数々のキング・コング映画が製作され、キング・コングはゴジラと並び、世界で最も愛されるモンスターになった事は周知の事実である。
  ストップモーションで表現されたキング・コングの造形及びキング・コングがヒロイン、アン・ダロウ(フェイ・レイ)を掴むシーンなど、どの様に撮影したのだろうか。ー

  ・ジャングル映画監督のカール・デナムにより、髑髏島からNYに連れて来られたキング・コングが、アン・ダロウを再び捕らえ、エンパイアステートビルの屋上に登る彼の有名なシーン。
  そして、戦闘機の銃撃によりエンパイアステートビルから落下するクライマックス・・。

  ・物語としても、恋愛要素も絡ませた構成が素晴しく、今観ても十分に面白い作品である。

  ・数々のキング・コング映画を観てきたが、「キング・コング 髑髏島の巨神」が、今作へのリスペクトに溢れていたかな。「コジラVSコング」も面白かったナア。

<今作が、その後の数々のモンスター映画に与えた影響の文化的価値は、計り知れない作品。
 今作が、90年以上も前に制作された事も驚嘆である。>

NOBU