海底のヴィーナス

解説

「海底の女王」「神の娘」等と同じくアネット・ケラーマンの水泳を見せる映画である。アリス・チャーボネットの原作及び脚色、ジェームズ・サリヴァンの監督になった。プリズマ天然色で撮影された海底の場面が美しいそうである。

1924年製作/アメリカ
原題:Venus of the South Seas

ストーリー

南の海のはてにあるマネアという孤島に「人魚」と呼ばれる乙女ショーナは、真珠採取を業とするジョン・ローエルを父として、海に戯れ山に遊ぶ長閑な日を送っていた。彼女はこの島へ来た青年ロバートと恋し合ったが、彼の船が出発するので2人は別れねばならなかった。父が死んだ後原住民に追われて、ショーナは真珠の箱を抱えひとり木舟に身を託して大海へ漕ぎ出したが、再びこの付近へ来たロバートのために救われる。その船の船長ドレークはショーナの父の旧友という仮面を被って、彼女の真珠を奪うと悪計を回らし、ロバートを水中に投じたが、ショーナは水中で悪人と猛烈な格闘をして、遂に悪船長は綱が切れて自滅する。かくして2人は静かに眠る南海の月を前に、恋を囁く身とはなった。

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