快走百万哩

解説

グレゴリー・ロジャース氏の原作をエドワード・T・ロウ・ジュニア氏が脚色し、アール・C・ケントン氏が第1回作品として監督したキ活劇で、主役は「特別最大急行」等出演のモント・ブルー氏が演じ、相手役は「蕃地のロレーン」「夜の馬鹿」等出演のバッシー・ルス・ミラー嬢が勤めている。その他リンカーン・ステッドマン氏、トム・マッカーサー氏等が助演している。

1925年製作/アメリカ
原題:Red Hot Tires

ストーリー

アル・ジョーンズは自動車を快走力で走らせながら素敵な美人に出会って思わず彼女に見とれているうちにハンドルがお留守になって蒸気ローラーに衝突してしまった。それ以来アルは自動車が恐ろしくなってプッツりと自動車運転をやめて専ら乗馬して散策を試みた。彼の魂を奪った美人はベティー・ロウデンで自動車を無闇に走らせてアルに会った。アルは又ぞろ茫然となって落馬してしまった。ベティーは違反で投獄された。アルは係り合いだといって監獄について行ったが放免されてしまったので彼女に会いたさの一心で又投獄されそうなことをして行って見るともはや彼女は赦されて出た後だった。彼はその後彼女が悪漢に誘拐されたのを見て自動車の恐怖を忘れて追跡して快走快闘して彼女を救った。彼女の感謝は彼の悦びでありやがて2人の結婚となったのである。

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