アメリカの弾痕
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解説

4人の息子をギャングに育てあげ、米国犯罪史上有名だというマ・バーカーの半生を描いたアクションもの。ベビー・フェイス、ネルソン、機関銃ケリー、デリンジャーなども登場する。F・ポール・ホールの脚本を、ビル・カーンが監督した。撮影はクラーク・ラムゼイ、音楽は作曲をジーン・カウアー、監督をウィリアム・ヒンショーがそれぞれ担当。マ・バーカーに「ガラスの靴」などのルリーン・タトルが扮するほか、トリス・コフィン、ポール・デュボブ、ネルソン・レイ、マーナ・デルらの出演。製作ウィリアム・J・ファリス。

ストーリー

バーカー一家の4人息子ハーマン、ドック、ロイド、フレッドは、母親バーカー(ルリーン・タトル)の教育よろしきを得て、教会の寄附金まで盗む悪党どもだった。町のサーカスに盗みに入って捕らえられたハーマンは、母親から捕らえられることこそ最大の罪だと教えられた。子供たちを叱ろうにも父親はマ・バーカーの権力に頭が上がらなかった。父親は間もなく彼らの元を去った。悪業を続ける一家は町から退去を命ぜられたが、やがて立派なシンジケートとなった。母親は再婚した。が、4人は新しい父親に裏切りを予想して親しもうとしなかった。マ・バーカーは今や犯罪の計画者として、ベビー・フェイス、ネルソン、機関銃ケリー、デリンジャーらの信望を集めていた。ケリーの愛人ルーは彼女を快く思わなかったが……。現金輸送車から奪った金で入所中のフレッドを出所させた。フレッドは同室のカーピスを一味に誘った。出所祝いの夜、ドックとハーマンは“仕事”をしくじった。転覆した車からドックは逃れたが、ハーマンは警官に追われて命を絶った。一家がセント・ポールに引っ越す日、アーサーはルーレットに負けて自殺した。銀行家コートニィ氏がバーカー一家に誘拐された。連邦警察はコートニィ夫人と協力した。夫人は金を出して田舎の隠れ家から夫を連れ戻した。夫妻の証言とガソリン缶の指紋から、バーカー一家の仕業であることは、間もなく知れわたった。一味は指紋を消し医師グェルフにフレッドの顔をかえさせた。手術は失敗だった。怒ったマ・バーカーの手でグェルフは車ごと焼き払われた。ケリーとルーはドクを仲間にして、新しい仕事を始めた。その持物から、連邦警察は、マ・バーカーとフレッドのフロリダの隠れ家をつきとめた。包囲して降伏を呼びかけたが、すきを見て射つと、2人は素早く隠れ家に引き込んでしまう。派手な射ち合いだった。フレッドは倒れた。怒り狂ったマ・バーカーは警官隊に銃弾の雨を浴びせたが、自らもついに倒れた。彼女の機関銃は彼女が倒れてからも未だ火を吹いていたという。...

スタッフ

監督
脚本
F・ポール・ホール
製作
ウィリアム・J・ファリス
ビル・カーン
マック・V・ライト
撮影
クラーク・ラムゼイ
美術
ポール・E・ミュラー
ハリー・リーフ
音楽監督
William Hinshaw
音楽
Ama Lou Barry
ジニー・バリー
ロイ・ベイカー
作曲
ジーン・カウアー
アソシエイト・プロデューサー
ビル・カーン

作品データ

原題 Ma Barker's Killer Brood
製作年 1959年
製作国 アメリカ
配給 大和フィルム

提供:株式会社キネマ旬報社

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