凍える牙

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凍える牙

解説

乃南アサの直木賞受賞作で、日本でも2度テレビドラマ化された人気作「凍える牙」を、韓国で映画化したサスペンスミステリー。主演は名優ソン・ガンホと「悲夢」のイ・ナヨン。監督は「マルチュク青春通り」のユ・ハ。人体が発火して炎上する事件が発生し、遺体には獣にかまれた傷が残っていた。殺人課のベテラン刑事サンギルと新米女性刑事のウニョンが捜査にあたるが、同様の事件が続発。手がかりを追っていくうちに、事件の裏に隠された社会の闇と悲哀が浮き彫りになっていく。

2012年製作/114分/G/韓国
原題:Howling
配給:ブロードメディア・スタジオ
劇場公開日:2012年9月8日

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映画レビュー

3.0犬好きにはしんどい

2023年6月13日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD
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こまめぞう

3.0わりとあっさりな感じ

2022年6月5日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

悲しい

楽しい

乃南アサ原作の小説の映画化。
日本では2度のドラマ化されている。
うだつの上がらない中年刑事サンギル役のソン・ガンホは相変わらず良い。
女性刑事ウニョン役のイ・ナヨンも先輩刑事達からうざがられながらも気丈に立ち振る舞う姿が健気。
サスペンスミステリーにアクションが加わる韓国映画は傾向としてR指定作品が多いが今作はわりと大人しい。
結論としては殺人犬と呼ばれた狼犬が一番かわいそうだと思う。

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ヒックス伍長

4.0クローネンバーグか?!と思ったのもつかの間

2022年2月6日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

 人体発火とか人体爆発とかいったテーマが大好物なため、ワクワクしながら見始めました。しばらくして、い、犬ですか?と興味をそがれながらも、犬映画も大好きなので・・・と、結局は最後まで楽しめました。残念なのは犯人が序盤のうちにわかってしまう点だけ。

 まぁ、ミステリー部分は前半だけで、あとは社会の闇や先輩刑事と新米女性刑事のバディぶりを楽しむべし。特にソン・ガンホ演ずる刑事は後輩が先に昇進してしまったことで、功名心にはやり本部に報告しなくなっていく様子。女性刑事ウニョンも離婚歴があり、女性地位向上のためや覚醒剤・少女売春などの被害者の恨みを晴らすがごとく刑事の宿命を信じてスタンドプレーに走ってしまう。アンバランスなコンビとはいえ、意思疎通し性格も似通ってくる流れが面白い。

 事件の核心部分となるのは、狼と犬の交配によって生まれた狼犬「チルプン(疾風)」。命令が無い限り人には攻撃を加えないのだが、それが殺人となると犬への思いも変わってくる。少女のための復讐。それはまるで社会の悪をも根絶しようとする正義感さえ感じられる訓練された犬。しかし、サンギルの「犯人を捕まえても犯罪はなくならない」というぼやきもよく伝わってくる。

 犬の気持ちも伝わってくる。訓練され、ターゲットを殺すことを記憶させられただけ。本来なら、家族とともに幸せな一生を送るはずだったのに・・・山の一軒家での暮らしが走馬灯のように蘇る。もう仕事は終わったんだから、早く殺してくれ!と、鋭い眼が訴えているようでもあった。

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kossy

4.0映像化には韓流が合ってた

2021年3月22日
Androidアプリから投稿

似たような話はあるものの、狼犬を殺害の道具にする所はエゲツない。最後はこの殺害犬にも感情移入してしまうほど。
それと、男女格差が職場内(今回は警察内)にある所は韓国も日本も同じ(2012年の映画なので、今は割りかし改善は見られたかと思うが)

犯人探しのミステリーよりどう犯人を追い込むのか、どう最後の事件を止めるのかに主軸を置いた展開なのでハラハラドキドキ感は割りかし少ないかと思う。

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Hironobu
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