劇場公開日 2013年12月14日

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「色々と勿体ないあと一歩の映画」カノジョは嘘を愛しすぎてる 唐揚げさんの映画レビュー(感想・評価)

3.5色々と勿体ないあと一歩の映画

2020年8月7日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

単純

寝られる

萌える

原作未読。
この作品は少女マンガらしい超あり得ない&めちゃくちゃベタな展開なんですが、なんだか引き込まれちゃう不思議な映画ですね。
全体的な評価も高く、全体的な流れとしては面白いんですが、個人的にはそこまでハマらなかったかも。
キャストと歌には本当に文句なしです。
佐藤健さん、大原櫻子さんは間違いなく適役ですし、ちゃっかり吉沢亮さん、浅香航大さん、森永悠希さんまで揃っている豪華な面々。
元々大原櫻子さんのプチファンで、『明日も』『ちっぽけな愛のうた』『卒業』などいつも聴いていた曲を映画の中で聴くことができてとても良かったです。
この頃と比べると、最近は確実に演技が上手くなってるなとも感じることができました。
大原櫻子さん以外も皆さん歌が上手い!
何がそんなにハマらない理由なのか?
恐らく、2時間の割には詳しいところまで掘り下げられていないからなのかと思います。
主に、クリプレについてと秋と理子の恋の2点がこの映画のメインで、MUSH&Co.の活躍や登場人物たちのこれからがもう少し描かれていたらと思いました。
全体的に静かな映画で、それが音楽を引き立てていましたが、少し退屈に感じてしまったのが残念でした。
ラストにかけてはめちゃくちゃ切なくて良かった。
なかなかここまで苦しくなる恋愛映画は無いのでは?
と思ったら、エンディングクレジット後に…
期待以上には楽しめる青春恋愛音楽映画です。

唐揚げ