劇場公開日 2013年12月14日

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「もしかしたら、時代を代表する大女優の誕生を観たのかも知れません。」カノジョは嘘を愛しすぎてる お水汲み当番さんの映画レビュー(感想・評価)

5.0もしかしたら、時代を代表する大女優の誕生を観たのかも知れません。

2020年7月19日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

これは大原櫻子という天才新人女優のすべてを堪能するための映画だと思いました。

小枝理子を演ずる彼女。
パッと見は美人じゃないし、かわいいというほどでもなく、もっと華のある女優は同年代に数あるけれど、観ていくうちに、ぐいぐい惹き込まれて行きます。

なにしろ歌は素晴らしく上手いし、演技も迫真。
漫画原作の映画にありがちなドアップ多用のカメラに対しても、まったく破綻することなく、臆せず堂々と演技して、観る側をワクワクさせてくれています。

あまりに素晴らしい歌声だったので、彼女のCDを買おうと思ったぐらいです(映画館の売店には売っていませんでした。残念)。

ストーリーは、ここには書きませんが、これも良く練られた良い出来映え。

その映画館に、観客が私一人というのは、もったいなさすぎると感じました。

お水汲み当番