劇場公開日 2012年6月30日

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「美青年の不敵な笑みにゾッコン。」少年は残酷な弓を射る ガーコさんの映画レビュー(感想・評価)

5.0美青年の不敵な笑みにゾッコン。

2018年3月15日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

ずっと観たかった映画の1つ。

冒頭の真っ赤なペンキの色に圧倒されて始まった映画。

赤い部屋には孤独な一人の女性が横たわっています。

そこから徐々に始まる回想シーン。

愛の溢れる夫婦の映像が続くのかと思いきや、一人の少年の登場により物語は一変します。

その青年の名前はケヴィン。

美しい美貌を持ちながらも鋭い感性で、母親の心をズタズタに切り裂いていくのです。

最高の愛に包まれていると信じていたのに、最悪の悲しみが家族を取り巻いてしまった残酷な結末…。

何が彼をあんな残酷な人格は変えてしまったのか。

最後までわからないままです…。

そして、この映画はとにかくエズラミラーさんの美しさで完成されている映画。

彼の切れ長のウルウルとした瞳に引き込まれます。

残酷な事件を起こしたにも関わららず、それでも彼を愛おしいと思ってしまう自分は一体…、変態なのかもしれません。

サイコパスの雰囲気を漂わせる、彼の異常な行動と表情に注目です!

ガーコ