コンテイジョンのレビュー・感想・評価
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今だからこそ観るべき映画
観るかどうか迷っている人がいるなら、
迷わず鑑賞して欲しい。子供がいるご家庭なら、
子供も含めて一緒に鑑賞して欲しい。
僕には家庭がないが、いたら絶対に一緒に観てる。
映画の冒頭で、酷く咳をし、見るからに発熱のありそうな人が数人、世界のそれぞれの場所にいる所から映画が始まる。その人が意図せず触ったバスの手摺り、ファイル、愛する者へのハグ等が意味ありげにクローズアップされる。つまり、そういう事だと思う。
劇中でも言っていたが、人は一日に2000〜3000回顔に触れているらしい。マスクをしているからと言って決して油断は出来ない。
先日イタリア、スペインが経済活動を人為的に停止させたが、それがどれ程の異常事態なのかを日本人に知って欲しい。そして、日々感染者が増えていて、死者も出ている昨今をもっと恐れて欲しい。自らだけでなく、愛する者を自らの手で殺しかねない事を心底恐れて欲しい。
最近、今作で医療コンサルタントを務めた医療従事者が新型コロナに感染したそうだ。その人曰く「私ですら罹るのだから、誰でも罹り得るリスクがある」との事。
政府が啓発的に今作を宣伝してもいいのではないかという位、今の世界情勢がこの映画通りに動いてるので、まだ観てない人は絶対に観て、周りの人にも観るよう勧めて欲しい。
2020年の今こそ響くリアルなシミュレーション映画
●リアルな考証
●怖いのはウィルスよりもパニック
●あまりにも2020年のコロナと酷似している映画。2011年の時点で、このようなシミュレーションが可能だったことに驚いた。2020年現在のような事態は想定可能だったということだ。
4
新型コロナウイルスが流行る今、
他人ごととは到底思えないほどリアルに
描かれたウイルスパニック映画。
致死率30%の新種のウイルスが、知らぬ間に、
猛スピードで広まっていく光景は、
今の状況と重なる部分が多い。
外に出回る感染者、クラスターの発生、
足りなくなる病院のベット、街の封鎖、
デマに踊らされる国民、治安の崩壊、、
この作品が2011年のものとは思えない。
映画では収束に約半年ほどかかっていたので、
今回のコロナも長期化するのかなあ…。
ラストがリアルで怖い
いま(2020年3月18日)まんまやん。
コロナウィルスの映画を観ている、かと思いました。
怖い怖い怖いですねぇ
リアル現状は映画より悲惨になるかも
このタイミングで銃の販売が伸びるアメリカ、怖すぎるけど、この映画にもあったようなことがリアルになるんだろうな。
予言、みたい
DAY1.の映像が恐怖でした…
えっ?あれだけでこの結果
ウィルス、恐るべし…
コロナとかぶる…今だからこそ観た!
この映画は、コロナパニックになっている今、とても勉強になった。人間は1日に2.3千回も顔を触るというのがびっくりした。その間にドアノブ等を触ったり、そりゃウィルスも媒介するよね。
街の閉鎖とか、買い占めとか、店での長蛇の列とか…今の世の中そのものな場面がたくさん出てくる。
家族で見たほうがいい映画。ぜひオススメする。マット・デイモンの父親役、残された家族を守り抜こうという気迫はとてもリアルで頼もしく感じた。いい俳優だ。
そして映画を見終わったあと、普通ならば何も起きていない現実に戻るのだが、今の世の中では現実に戻っても、この映画とさほど変わらない日常の中に私たちはいる。それに気づいた時、本当の意味での怖さを知った。
新型コロナの今見たら;;やばいです;;
Netflixで観ましたけど、現在大流行の新型コロナウイルスとかぶってしまって、
まさにそのものです。
本日、トランプ大統領が非常事態宣言を発令したし、日本政府も特別措置法できな臭くなってきたし、現実も映画のようになりそうです。
コロナウイルスが収束してから観たほうが、いいかも、
笑い事ではない話ですね。
How long the person is contagious. 2020年の今観たい映画No.1
本作は前に観た事があって、その時は淡々と進む描写にいまいち乗れなかったのですが、2020年コロナウイルスが大問題になっている今観てみると・・・メッチャ怖い!物事が「他人事」から「自分にも起こりうる事」に変わったので、当時の「あらら~」って感想しか抱けなかったのが今は「うっわー!」に変わってます(←語彙力😣)。
いきなり咳をしているグィネス・パルトローから始まるのが、もうドキドキしてしまいます。子供を抱き締めるとか止めてー!で、執拗に触った所をクローズアップする撮影。ある意味よくわかってますわ。
街に誰もいなくなる描写って現在近いものがありますよね。スポーツジムとかホントにそのまんまです。ネットのデマに流される人たちも「トイレットペーパーがなくなる」っというデマに流され、実際にトイレットペーパーがなくなっている今の現状を踏まえると、とてもリアルです。まだ日本ではパニックで街の人達が暴徒化してないだけマシかもしれませんが、電車の中でマスクしてなくって喧嘩になったってニュースもよく聞きます。スティーブン・ソダバーグ監督が描いた通りに物事が進行してて、本当に「人間」をよく理解している監督なんだなって思いました。
多分当時微妙に感じたのはマリオン・コティヤールの話だったり、ローレンス・フィッシュバーンのその後が投げっぱなしに感じて、そこに不満を覚えたと思うんですよ。でも、この淡々とした描写と結末がわからない感じがちょうど「今」とシンクロしてて、観た印象が当時と全く変わってきてるんですよね。
何だかんだで映画が面白いかどうかって観た時の状況や気分に左右される事があると思うのですが、これ程評価が変わる事があるってのも自分の中で新しい発見でした。
描写はリアルだが山場がない
Netfl○xでおすすめに出てきたので鑑賞。
パンデミック系な映画は割とオーバーな表現が多くリアリティに欠けた物が多いが、これはかなりリアル。だが同時に、盛り上がりがない。見終わったあとに、印象に残ったシーンが特に思い出せない。俳優も豪華なのだから、もう少しスリルというか盛り上がる場面があってもよかったかなと思う。もう一度見たいと思う感じではないが、映画自体は面白かった。
リアルな分、ドキュメンタリー的な映画になったように感じます。
未知のウィルスによるパンデミックに、奔走する人々を描いた群像劇。
Wikiによると専門家からも助言を得ているようで、非常にリアルに感じられる緊迫感のある作品です。
ただ、リアルと感じられるが故に、ややドキュメンタリー的な要素が強く、ストーリーとしての面白みに欠けるようにも思えました。群像劇として描かれていますが、主人公を中心にした展開の方がストーリー的な面白さも現せたのではないでしょうか?
ラスト。マッドデイモンが階下に降りると、娘と彼女のボーイフレンドが静かに踊っているシーンがあります。大きな悲しみの対比として、薄日のような明るさを描いたとても良いシーンでした。
映画とは別の話ですが、ネットリテラシーについて。この映画には陰謀論をまき散らすブロガーが出て来ますが、非常に恐ろしい存在ですね。災害の度に、ネットでのデマが問題になります。そして歴史を紐解くと、関東大震災の際にデマにより朝鮮人が多く虐殺されています。コロナウィルスに対するネットのヒステリックな書き込みをみると、そのような危険性がより高くなっているわけで、その恐ろしさをもっともっと知る必要があると感じました。
今だから見て知る恐怖。
香港から始まりあっという間にパンデミック化し感染する強力な新種のウイルスに世界各地に拡大していく中で、社会が混乱し人々が異常なパニック状態に陥っていく様子。えもない噂やインターネットやSNSから発症や状況などをスティーブン・ソーダバーグがリアルに映し出し、それに恐怖をなす豪華俳優陣で描くサスペンスで、大変勉強になったがここまで豪華キャストを使ってるので、ある程度の人間ドラマとか展開に期待をしていたのだが、その部分は肩透かしを食らったようで、ある意味でドキュメンタリーを見ているかの様な気もして何となく勿体なかった。ラストもスティーブン・ソーダバーグなりで、納得はさせられるオチではあったが!しかしコロナウィルスの今だからこそ見て知った恐怖。人との接触、マスク着用と手洗いは必ずしようと思い知らされた作品である。
勉強になりました
随分前に観た映画だが、昨今のコロナ・ウィルス騒ぎで思い出し観なおした。状況が変わるとこんなにも真剣に観られるのかと自身の浅はかさが身に染みる・・。
未知のウィルスと闘う疫病学者たちの奮闘を描いている、なんといっても第一線の専門家を監修、指導に組み入れているのでリアリティがけた外れだ。まさに連日テレビで報道されるニュースと重ねて怖くなる。映画の中で語られるウィルスにまつわる薀蓄も考え深い、人間の感染症の60%は動物由来のものだそうだ、大昔にも感染はあったが移動手段が限られていたので局所的で済んだのだろうと言う、ひょっとしてそんな抵抗力を持つDNAが現代人に稀に受け継がれていても不思議はない、ご先祖に感謝すべきだ、マット・ディモンやジュード・ローが発症しなかったのが嘘っぽかったが少し納得がいった。疫病に限らず飢えや死を身近に感じるといとも簡単に人の理性や倫理観が吹き飛ぶだろうことは想像に難くない、弱いからこそそういった状況に追い込まれない平時からの努力が一層必要なのだろう・・。勉強になりました、為政者にはぜひ観て頂きたい映画です。
特徴が無くすぐ忘れそうな映画!!
コロナウィルス(米国特許で開発者は二人の日本人)が流行っているので観てみました。序盤で「水俣病は水産業者が業務上疾病として揉み消した」という台詞があり、ああこの映画は適当な内容だなと思いました。また後半の「安全保障省はワクチンを水道水に入れる事はできないかと言っている」という台詞もビル・ゲイツ財団の好みが伝わって良かったですが、全般的に特に観るべき箇所が無く、暇潰しにもならない、面白味の無い映画でした。ウィルスをばら蒔く前にワクチンは既に用意してあるばずなので、ノロノロ作っていて嘘臭いです。一般人がバタバタ死ぬシーンも特に無く、半端な気持ちで作った映画でした。
拡大
DVDで鑑賞(字幕)。
未知のウイルスがパンデミックを起こし、感染はあっと言う間に世界中に拡大。人類滅亡の危機が迫り来る中、様々な立場にある人々の群像劇が展開されました。
この手の作品はパンデミックが発生すると凄まじいパニックが引き起こされ、世界が恐慌を来すのがお約束みたいな感じでしたが、本作はそれだけにあらず…
ジワジワと静かに物事が進行していく印象でした。確かにパニックはパニックですが、それを淡々と捉えている印象で、実際はこうなのかもなと思いました。
とにかく緊張感がハンパなく、よく練られた脚本と豪華キャストの演技に引き込まれました。ドキュメンタリーを観ているような錯覚を覚え、恐怖を抱きました。
※追記(2020/03/10)
新型コロナウイルスが世界中で猛威を振るっている現在、本作で描かれたことは今の状況を予見していたようで、クォリティーの高さに改めて戦慄を覚えました。
※追記(2020/04/26)
いつかみんなと握手出来る日が来ることを祈るばかり…
※以降の鑑賞記録
2020/04/26:Netflix(吹替)
※修正(2023/03/22)
一風変わったウィルスパニック
恐怖の原点は、進化していくウィルス感染。それに感染するとどうなるかまで描いている。その辺りはゾンビものとかに近いが、今作はその恐怖に対抗する勢力だけではなく、様々な視点が織り込まれていて、ともすれば散漫になりがちな所をそこそこ上手くまとめている。
目に見えない、得体の知れない恐怖に対して、右往左往と煽動されていく市民と、煽動する悪意いや善意?一応解決まで至るのは救い。
豪華役者陣は少し勿体ない気もする。
全体的に淡々と進むのは、音楽も含めてソダーバーグ監督らしさでしょうか。
※'20.4/18再見
「Day 2」からのスタートで、ラストに「Day 1」が来るこの巧さ。驚嘆。
にしても、マットデイモンは例え理由はどうあれ、マスクはした方が良い。
現状の新型コロナに比べると、恐ろしく感染スピードが早く罹ったら即死だが、
ラストの、コウモリ→ブタ→料理人、という経路が、今でもそうなのではないかと想起させる。
予言の書の様。
カリスマブロガーの存在が
解剖シーンにはちょっとドキリとさせられた。パンデミックものをソダーバーグが撮るという意外性もさることながら、こうしたパニック映画に一流俳優を惜しみなく使うというのも凄いぞ!
パニックとは言ってもゾンビ映画のように直接的な恐怖を描くものじゃなく、“動”よりも“静”、人間の心理やリアリティ重視の感染モノなわけだ。保健局やCDC(アメリカ疾病管理予防センター)の職員を中心とした、未知のウィルスと戦う姿を描いている。『アウトブレイク』などとは違い、それほど緊迫したクライマックスがあるわけでもないのが特徴。邦画で言えば、『感染列島』みたいなシミュレーション映画。
マット・デイモンとグウィネス・パルトローは再婚同士(?)で、彼女が香港へと出張に行き、その帰りに元恋人と浮気していたことも判明。そんなことより感染源はどこなんだ?と必死に探す人々。そして、感染が拡大し、全世界で2000万人もの人が死んでいき、ようやくワクチンが完成する。途中、あちこちで暴動が起こり、ワクチンが出来ても大量生産するには時間がかかるため、さらに暴動。ジュード・ロウ演ずるカリスマ・ブロガーにより“レンギョウ”が特効薬だといったデマを信じる人々。そのブロガーも詐欺罪で逮捕されるが、熱烈なファンにより保釈金が・・・などというサブストーリーもある。
コティヤールがクレジットのトップにきているが、彼女はWHOから香港へと派遣された医師であり、ワクチンが完成した後でも香港の順番は先延ばしという理由から郊外の村に拉致されたりする。各国政府や製薬会社とWHOの癒着などといった、想定される社会問題も考えてある作品であり、様々な問題を静かに訴えてくる。
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