劇場公開日 2011年9月10日

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「DCとマーベルの両方のヒーロー」グリーン・ランタン bunmei21さんの映画レビュー(感想・評価)

3.5DCとマーベルの両方のヒーロー

2023年8月9日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

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『スーパーマン』や『バットマン』でお馴染みの、DCコミック『グリーンランタン』の実写映画化。SF・ヒーロー大作として、今から10年以上も前の作品となるが、『デッドプール』を演じていたライアン・レイノルズが主演を務めており、彼はなんと、DCとマーベルの両方のヒーローを演じたことになる。

『グリーンランタン』は、唯一無二の他のヒーローと違い、同じように宇宙を守るエイリアンが、3600人も居る内の1人ということ。3600人のそれぞれが死守する領域があるようだ。

その3600人の中の1人である『グリーンランタン』の戦士・アビン・サーは、強敵であるパララックスに追われて、自分の後を継ぐ戦士を探す為に地球に不時着した。アビン・サーは、死の寸前にアメリカ空軍のはみ出しパイロット・ハルに、『グリーンランタン』の力を継承する。ハルは、グリーンに光るパワーリングの力を譲り受け、宇宙の恐怖でもある最強の敵・パララックスの地球攻撃阻止に挑んでいく物語。

一方で、地球人のヘクター博士は、政府の極秘任務として、アビン・サーの遺体調査の最中に、アビン・サーの体に付着していたパララックスのイエローパワーに感染てしまう。感染によってパララックスに操られたヘクター博士は、地球攻撃の邪魔となるハルを亡き者にしようとして、襲撃を始める。その中で、ハルの恋人のキャロルにも、ヘクター博士の魔の手が忍び寄っていく。

実は、キャロル役のブレイク・ライブリーとライアン・レイノルズは、この作品をきっかけに、プライベートでも結婚したという逸話付きの作品となった。作品としては、単純なストーリー展開で、それほどのサプライズもないし、ほぼ想定内のSFアクション・ヒーロー作品だ。

bunmei21