劇場公開日 2009年10月31日

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風が強く吹いているのレビュー・感想・評価

全51件中、41~51件目を表示

4.5爽やかな気分になれました!

2009年11月6日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

笑える

楽しい

久しぶりに見終わった後に爽快感をもらえる映画に出会えました。
私はこの原作を読んだわけではなく駅伝に興味があるということもなかったので、見る前は内容についていけるかな?とも思ったのですが、全くの杞憂で見始めるとその自然な感じのテンポの良さにすっかり引き込まれていました。
音楽や劇的な演出にあおられて気持ちを引きずりだされるような感じではなく、ほんわりと気づけば心が温かくなっているような映画でした。登場人物も皆個性的で面白く。一人ひとりがそれぞれの想いを抱えながら一つのものに打ち込む。打ち込むものから自分のあるべき姿を見出す姿は好ましかったです。
ちょっとワクワクしたい方やほんわか楽しいひと時をすごしたい方にオススメです。

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biri

4.0癒し系のさわやかさ

2009年11月4日
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鑑賞方法:映画館

楽しい

見終わったあとの爽やかさ、小出ちゃん様様でした。
林くんは本当にすごい!走る姿、すごすぎる!
出てる男の子たちがみんなカッコ良くもあり、かわいくもあり、
キャラがみんなたっていたので
ラストシーンや一人ずつ走る場面など、端折られすぎててちょっと物足りないかんじ?
映画じゃなくてドラマでじっくりやってほしいなあとも思いました。

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nichi-nichi

4.5この風は暖かい

2009年11月4日
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鑑賞方法:試写会

楽しい

単純

幸せ

特にひねりもなく、淡々と進んでいく、箱根駅伝出場を目標とした学生たちのストーリーですが、このひねりの無さがとても良かった。元来青春映画ってこんな感じじゃないのかな?ラストの小出恵介君の演技がわざとらしく感じる位、みんな自然体で、努力の軌跡は、走りのフォームと引き締まった顔付きで見てくれ、と言わんばかりで。山道を走る神童の演技は、後の布団の上でのエピローグも含めてすっごく良かったです。そこはホントに泣けました。

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ここなつ

4.5楽しく次の箱根駅伝が見れそうです。

2009年11月3日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

2006年の三浦しをんの小説「風が強く吹いている」の映画化。素人集団が、箱根駅伝に出場する物語を描いている。2007年には漫画化・ラジオドラマ化され、2009年1月には舞台化されており、満を持しての映画化です。

カケルがハイジからアオタケのメンバーに紹介されるところなど、セリフまで殆ど原作どおりのシーンもありますが、自覚の程度の議論はありますが、アオタケへの入居条件として毎日5kmのランニングが義務付けられているなど、映画化に際してストーリー簡略化のためか少しずつ話が原作と異なっている部分があります。私的には、原作の描き方の方が好きですね。完全素人の方が、話的には面白いです。映画の描き方だと、話に深みが少し欠けます。

さて、箱根出場の仕掛け人ハイジは、小出恵介が演じています。原作のイメージでは、玉木宏と言う感じでしたが、映像で見てみると小出恵介のハイジも有かもしれませんね。優しく、時に厳しくカケル達を箱根に導いていくハイジを上手く演じています。

そしてこの物語のカケルを演じるのが林遣都。彼は、カケルの持つ刃物のような雰囲気を上手く演じています。走る姿も一流走者の姿です。実際彼は、この映画に際して駅伝指導をしてくれた大学から、スカウトされたとか。それほど美しい走りです。

そしてこの映画を物語るためには、沿道の映像は避けられません。本当の駅伝の映像を使っているのでは?と思われるところも多々ありましたが、中継所のシーンや一部沿道のシーンなどは、総勢3万人にも及ぶエキストラを使っているそうです。また、関東学連ほか読売新聞や日本テレビも製作に協力しているので、小旗や垂幕、ゴールテープなどの小物もホンモノと同じ(に見えます)。正月の高視聴率番組として全国的に見られているものなので、流石に手を抜くわけには行かなかったと言うことでしょうね。ところで、冒頭のタイトルバックの桜ですが、あれはCGですよね?

原作を知ってから見ると、所々不満の無い訳ではありませんが、全般的には良い映画だと思います。日本人は、こう言うみんなでがんばろう的な話は好きですしね。あ、5区を走り終わった後、神童が母親と話しをするシーンには泣かされそうになってしまいました。劇場中“シーン”としていたので、みんな同じだったかな? 来年の箱根も、楽しく見れそうです。

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勝手な評論家

4.5心地よい爽やかさ☆

2009年11月2日
フィーチャーフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

楽しい

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kokoro

2.5きれいなフォーム!

2009年11月1日
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鑑賞方法:映画館

楽しい

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LIPTON-TEALOVER

5.0私も走りたくなったっ!!!

2009年10月16日
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鑑賞方法:試写会

泣ける

笑える

楽しい

箱根駅伝ファンの私ですが、映画としても非常に楽しかったです。
会話のやり取りが、楽しくって聞いていて笑えました。
それに、リーダーの方の統率力やみんなを巻き込む情熱は、コーチングとしての参考になると思っています。

映画が終わった後、自然に拍手が起こりました。
試写会に良く行くほうですが、拍手は、私 久しぶりに体験しましたよ。

映画の俳優さんたちが、とても気持ちよいリズムで走っているので、久しぶりに走りたくなって、映画を見ていて足がムズムズしてきましたっ(笑)

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ごまちん

4.5爽やかでした~

2009年10月13日
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鑑賞方法:試写会

泣ける

笑える

幸せ

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えの

5.0徹夜明けでも感動しっぱなしでした。

2009年10月11日
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鑑賞方法:映画館

 邦画で今年最高に感動しました。素晴らしい作品です。
 弱小陸上チームが箱根駅伝を目指す物語。でも単なるスポ根ではなくて、駅伝1区間ごとに小ネタの笑いと涙がある飽きさせない作りなんです。ラブコメならぬスポコメとでもいいましょうか。とにかく笑えます。

 もう一つは、この手のストーリーはダメチームがいろいろなエピソードを得て、優勝という奇跡を起こすというものが定番だろうと思います。けれども本作は、端から優勝など望んでいません。箱根駅伝に出て、せめて10位以内のシード権が得られれば、本望だと割りきっているのです。ただ大学陸上界で箱根駅伝に出場することだけでも、凄いことではあります。

 このチームにとって、順位よりも大切なことは、どれだけ自分が自らの走りに納得して、生きる実感を得たか。そして、10人のメンバーがいかに一体となって走れたか、その絆の強さを実感したくて走ったのであって、順位など関係なかったのです。
 だから主将のハイジは、膝の故障がありつつも、二度と走れなくなる選手生命をかけて出場したのも、その為でした。

 だから単なる優勝を目的としたスポ根映画ではなくて、何のために走るのか?を追求している奥の深い作品なのです。それは、何のために生きるのか?という人生の問題集の探求とほぼ同じ意味を持たせています。きっと純真なカケルは走ることで、この答えを見つけようとしたのでしょう。精進に励む僧侶のように。
 いま公開中の映画『仏陀再誕』の主題歌が「悟りにチャレンジ」なら、こちらは「走りにチャレンジ」といったところでしょうか。
 ハイジとカケルの会話を聞いていると、求道心に溢れたお坊さん同士の会話のようにも聞こえます。
 もう一つ見え隠れするテーマに、才能はいらない、努力すれば誰だって必ず報われるという「凡人からの出発」という意外性が潜んでいます。
 ハイジは語ります。どんなに走る才能がなくても、好きならば、走れるようになれるのだと。

 その代弁者として、漫画オタクの王子が次第に変わっていく姿が描かれます。登場時点で王子は、誰がどう見ても運動能力のない、単なるオタクに過ぎませんでした。そんな王子に、絶対に箱根なんか無理じゃないかと、入部したてのカケルがぶちぎれるくらい、あり得なかったのです。
 けれどもハイジは、王子の集中力に全幅の信頼を置いていました。どんなことがあっても仲間を信じる強さが、ハイジの人を引き付ける魅力です。
 そんなむハイジに報いたいのと、自らがもっと強く変わろうと、王子は部員に気付かれないよう、こっそりトレーニングに励むのでした。
 王子の顔つきが次第に変わっていき、彼の努力に思わず感情移入してしまいました。そして、ついに箱根で完走したとき、開口一番に出た言葉は、ハイジへの感謝の言葉でした。王子が努力の果てに得られたもの。それは、誰かのためではない、自分のための自信だったのです。

 王子と同様、レース当日風邪をひいて、チームのブレーキ役となるのが、神童。毎日10キロの山道を通学していたことから、一番きつい箱根の登り区間を担当するも。失速して順位を7つも落としてしまいます。
 往路1日目のラスト飾る区間の神童の苦難のゴールは、ラストのハイジに降りかかる悲劇を暗示しているかのようでした。
 肝心なときに失敗すると落ち込む神童に、ハイジは彼の家族へ電話を繋ぎます。母親の口から、完走したことがどれだけ周囲を勇気づけたか気付いてもらうためでした。
 たとえアクシデントに遭っても、走る気持ちさえあれば完走できることを暗に語りかけている感動シーンでしたね。

 まあ、このように書くと生真面目な映画に見えるでしょうけれど、冒頭なんて、ハイジがカケルに教えるタダで飯が食える方法とは、食い逃げ+マラソンでトンズラするシーンだったのですよ。

 そして、陸上部の寮でカケルが目撃したのは、ド素人の部員とタダの町工場のオヤジにしか見えない監督。そして監督代理なんてニラというアオタケ寮で飼ってる犬だったのです。スポ根にしては、ふざけすぎています。でも部員達は、意外にもにも走ったら凄いんです!カケルもびっくりしてました。

 そんなカケルを演じる林遣都の完璧なフォームに、こいつこの役のためにどれだけ走り込んだのか!と驚きましたね。走る姿を見ているだけで感動ものです。
 そして、膝の爆弾が爆発して、動けなくなってしまうハイジ役小出恵介のラストスパートのシーンは、きっと日本映画で語り継がれていくシーンとなることでしょう。胸が熱くなる名演です!

 徹夜明けで見たのですが、全然眠くならず、冒頭から感動しっぱなしでした。

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流山の小地蔵

4.5林遣都君は、スポーツものが似合うね

2009年10月10日
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鑑賞方法:試写会

興奮

幸せ

林君をはじめ、小出君も、みんながハマリ役。本当の箱根駅伝をちゃんと見たことがない私には、全てが新鮮だった。
素人目には、林君は、まさにランナーって感じでした。確かに、箱根駅伝出場は、並大抵なことじゃないだろうけど、こう言うご都合主義な青春映画が大好きです。フィクションだもん、ご都合主義でいいんです。笑いもあるし、心が暖かくなりました。

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ぷらねっと

4.5風が爽やかに吹いている

2009年9月28日
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鑑賞方法:試写会

泣ける

笑える

幸せ

原作未読のまま試写会で観ました。
2時間10分を超える作品ですが、全く長さを感じさせません。
見所はたくさんありますが、天才ランナー・カケルを演じた
林遷都の美しいランニングフォームは“本物”を感じさせます。
青春映画の新しい傑作の誕生です。

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yougasu