劇場公開日 2009年8月15日

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「映画史に残るミスキャスト」トランスポーター3 アンリミテッド 微妙くんさんの映画レビュー(感想・評価)

1.0映画史に残るミスキャスト

2017年7月29日
Androidアプリから投稿

総合    :22
ストーリー :6
キャスト  :0
テンポ   :8
演出    :8
見返したい度:0

欠陥作品です。
話も少し無理矢理で展開もやや乱暴なのですがそれはこのシリーズご愛嬌ですので。
何が欠陥かというとキャストです。皆さん書いてますがヒロイン役一人だけで全てぶち壊しです。例えばこの役者が敵の中の一人でとかならまだ分かりますがヒロインですよ?メインの存在です。
役という事を除いても、表情や口調など見ていてこんなにイライラするヒロインも珍しいでしょう。外見はもちろんですが後半のガラリと変わる感じにも演技力のかけらも感じない。
あんな魅力の無いヒロインは今までの映画の中でも見た事がないです。

ロバート・ネッパーもせっかくの悪役なのにキャラと合ってなくてかわいそうです。プリズン・ブレイクのティーバッグの様な役、このシリーズで言うなら2のボス役こそ彼にはふさわしかったと思います。

ジェイソン・ステイサムの最後のトランスポーターなのに本当に残念です。フランクはルールを守る男としての魅力があってこそフランクなのに、自分に妥協するフランクを見てるのも辛かった、フランクはなぜあんな女に惚れるのか、このシリーズのヒロインはやはりスー・チーがベスト。

相変わらずかっこいいアクションシーンとタルコーニだけがこの映画の救いどころです。

でも二度と観ないでしょう。

微妙くん