劇場公開日 2009年2月28日

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「よくあるB級ハリウッド映画。」ストリートファイター ザ・レジェンド・オブ・チュンリー 山上 朮さんの映画レビュー(感想・評価)

2.5よくあるB級ハリウッド映画。

2009年3月19日
鑑賞方法:映画館

ハリウッドに限らないことかもしれませんが、原作付きの作品を映画化すると、どうしてかオリジナル要素が加えられるのですが、しかしハリウッド映画では、そのオリジナル要素がオリジナリティの感じられないものばかりなのはどうしたもんでしょうかね。
きっとハリウッドの映画作りの台本には、「ここで銃撃戦を入れる」とか書いてあるんでしょう。

CAPCOMのゲームのバックストーリーを映画化した作品、として捉えるならば、残念な代物。
キャラクターを使って「オリジナルストーリー」を展開するのであればまだ救いもありますが、キャラクターの設定すら異なる。単なる名板貸し。
だったら原作を付けなくても良いじゃないか。

じゃ原作を無視した部分を無視して評価したらどうなるかというと、やっぱり残念な代物です。ストーリーが酷い。
春麗が過去を捨てるプロセスがあまりに唐突。行動という行動に動機が無い。

でもまぁ、春麗役のアクションは綺麗でした。美脚というより健脚を惜しげなく晒すあたりは春麗っぽいです。中国人っぽくないですけど。

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山上 朮