劇場公開日 2009年2月28日

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「B級アクションとしてはいいが、キャラクターに魅力が感じられない」ストリートファイター ザ・レジェンド・オブ・チュンリー Sp!ke-Yさんの映画レビュー(感想・評価)

2.5B級アクションとしてはいいが、キャラクターに魅力が感じられない

2009年3月15日

インターポールの麻薬捜査官というゲームの設定とは異なる部分があるものの行方不明の父親を追ってシャドルーと対決する運命となる部分は原作に近いものがある(>_<)

 登場キャラクターがサガットを除くシャドルーのメンバーとゲンとナッシュ、ゲーム登場するローズとは別物かもしれないけどローズだけというのがストリートファイターファンとしては物足りなさを感じてしまう。
 もうちょっとゲストキャラを出してもよかったと思うし、ナッシュに関してはインターポールの刑事という本来チュンリーの役どころを演じているわけなんだけど、本当にただの刑事でほぼ銃を使ったバトルだけでソニックブームなんて出しもしない(._.)
 作品的にも1994年製作の「ストリートファイター」よりまとまっているけど...サービス精神は前作のほうがよかったね!!

 それにしてもバルログ弱いなぁ~(>_<)ゲームじゃバルログってチュンリーのライバルキャラなのにこの映画ではザコ化してしまっている(@_@)まだトイレで戦ったおばさんのほえが長く戦ってたんじゃないかな??
ベガはとにかく肉弾戦という感じでラストバトルに面白みがないからサイコパワーぐらい使ってもよかったと思うんだけど...あれじゃただのおっさんじゃん(._.)

 アクションシーンは「ロミオ・マスト・ダイ」の監督だけあって魅力的なものもあるけど...やっぱり肉弾戦なんだよね...ストリートファイターということを忘れて観れば、そこそこなB級アクション映画として楽しめる(._.

 気になって仕方がないのが...アメリカってベガは女性名になるからベガがバイソンでバイソンがバルログでバルログがベガという感じにシャッフルされているし、実際に94年版「ストリートファイター」はそうなってた(._.)
字幕でベガと出てもセリフではバイソンと言っているなんておかしなことがあるのかと思ったんだけど...セリフでもベガはベガって言ってるんだよね...アメリカの予告もサイトも観たけどやっぱりベガはバイソンと表記されたままだった(>_<)どういうことなのかな??
日本とアメリカではセリフが一部差し替えられてるってこと??
 ベガの部屋にバイソンの絵が描かれているしね...

 今回チュンリー役にクリスティン・クルックなんてアメリカ人を使って、中国人じゃないじゃないか!!って言う人がいるんだけどクリスティン・クルックは父親がオランダ系、母親はインドネシア生まれの中国系で、祖母は中国系ジャマイカ人という正真正銘の中国の血を受け継いでいるだけに個人的にはナイスキャスティングだと思う(>_<)コン・リーとか のおもいっきりアジアンな女優がやっても逆に嫌だからね(._.)

 劇場限定で「ストリートファイターⅣ」のオリジルアニメが上映されてほとんど内容なんてないんだけど、ゲームで疑問に思っていた時間が経っているはずなのにさくらはなぜまだ女子高生なのかという疑問に少し触れてくれている((._.)

Sp!ke-Y