劇場公開日 2008年10月18日

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「もっと言って日本人男性。」P.S.アイラヴユー ハチコさんの映画レビュー(感想・評価)

3.5もっと言って日本人男性。

2008年11月1日

泣ける

悲しい

幸せ

鑑賞する前からずっと感じていたこと…。
自分が同じ立場で、こんなラブレターを受け取ったなら、
おそらくもっと想いが高じて…私なら辛くなるだろう。
本作でも、彼からの手紙に支えられつつある彼女が、
何を見ても何処へ行っても、彼の幻影ばかりが見えて
「辛い」と訴えるシーンがある。私もそこで大きく頷いた。

もちろんそこには個人差がある。独りで立ち直る人もいれば、
多くの友人の手を借りて、時間をかけて立ち直る人もいる。
自分が何にも悪いことなどしていないのに、罪悪感を感じ、
後悔の念に駆られてしまうのは、亡くなった相手がいかに
自分に必要な存在だったかを知らしめてくれるからである。
ありふれた毎日が宝物だったことをその日から実感していく。
冒頭の喧嘩&仲直りのシーンに笑ってしまった。リアルだ(笑)

原作はアイルランドの前首相バーティ・アハーンの実娘として
話題となったセシリア・アハーンの世界的ベストセラーらしい。
うら若き女の子が書きそうな内容^^;こんな夫だったら(爆)が
そこかしこに溢れている。女の子の憧れの夫像かもしれない。。
しかし、そのワリに(脚本の問題か)やたら下ネタが多かった
のは気のせいなんだろうか…。美しい風景と比例するように、
そっち系の話ばかりが飛び交っていたような気もする…^^;

何を演じても強いイメージ(顔からして)のH・スワンクに台頭
できるオトコといったらやはり濃いめのJ・バトラーでしょう。
申し分ないカップルとは云えないけれど^^;
相手が相手なら致し方ない…喧嘩のシーンで殴り合うかと
(そしたら彼女が勝っちゃうんじゃないかと)チト心配でしたがx
彼らに加えて母親にミザリー(微妙に林真理子似)のK・ベイツ。
うわ、フレンズのL・クドローまで!(懐かしい!老けたねぇ)
…とにかく豪華で申し分ない脇役たち。
ただ可哀想なのは…バーテンダー役のハリー・コニック・Jrで、
一応歌手だったりもする彼の歌声は、ついに聴けずじまい。
まぁ相手がバトラーさんじゃあ…お株奪われて当然ですが^^;

人生の辛酸を舐めてきた母親が、娘の行く先を案じて、
あれやこれやと文句を言うシーンがいちばん泣けてしまった。
私にもよく似た母親がいるので(爆)いちばん嫌いなタイプ
なのに、親というのは不思議なくらい子供の未来を予見する。
口を開けば喧嘩ばかりの二人が、寄り添い合うシーン。
娘が母親のことを理解するシーン。そして母親が、寝ている
我が娘にそっとキスするシーン。彼女は本当に幸せ者だ。
あらゆる人のP.S. アイラヴユーに支えられているのだから。

(にやけたウィリアムが、どうしてもH・バルデムに見えた私)

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ハチコ