劇場公開日 2003年11月15日

「政治家批判してくれればもっと良かった」キューティ・ブロンド ハッピーMAX kossyさんの映画レビュー(感想・評価)

3.0政治家批判してくれればもっと良かった

2019年8月13日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

 前作に引き続き元気を分けてもらおうと思い、張り切って劇場に足を運んだ。
最近のハリウッド映画は続編の方が面白いことが多いので期待していたのだが、前作よりも落ちていたようだ・・・

 しかし、笑える部分は多かった。ブレーザーちゃんが実は○○だったなんて最高!会場には10人くらいしか居なかったのに爆笑の渦。この雰囲気をラストまでずっと続けてくれたらもっと良かったのになぁ。ラストに近づくにつれ、テンションが下がっていった感がする。

 考えてみると、前作は法曹界や大学の風刺ともとれる笑いがあり、嫌な奴は徹底的に嫌いにさせる効果もあってエルに感情移入しやすかったのだと思う。

 今回では、議員秘書や下院議員をすんなりと味方につけすぎてる点も納得できないし、政治家の黒い部分も批判できてないし、前作を見てないとわからないだろうと思われる部分もあってマイナスポイントが目立ちますね。

 どうせなら、思い切って政治家たちを風刺するような映画に仕上げてくれれば最高点でした。

kossy