処刑軍団ザップ

劇場公開日:

解説

アメリカのニュージャージ州を舞台に、ヒョンなことから狂犬病になった若者たちの集団が次々に殺人を行なっていくという暴力映画。製作はジェリー・グロス、監督・脚本はデイヴィッド・ダーストン、撮影はジャック・デマレコーウ、音楽はクレイ・ピッツ、編集はリーマン・ハローウェルが各々担当。出演はライリー・ミルズ、エリザベス・マーナー・ブルックス、リチャード・ボウラー、アイリス・ブルックス、タイド・キーニー、バスカー、ジャディン・ウォン、ジョージ・パターソン、アレックス・マン、ロンダ・フルツ、ジョン・デイモンなど。

1977年製作/アメリカ
原題:I Drink Your Blood
配給:ジョイパックフィルム
劇場公開日:1978年7月22日

ストーリー

人口40人たらずの町バレーヒルにボーンズ(バスカー)というインディアン系の男が率いる自称『サタンの息子たち』という、男女8人の処刑軍団がやってきた。彼らの行動は野蛮そのもので、森の中でニワトリからしたたり落ちる真っかな血を代る代る飲んでいた。その光景を近くに住むシルヴィア(アイリス・ブルックス)が木陰から覗き見ていた。ボーンズは彼女を捕え皆に悦楽のエサとして与える。フラフラ歩いている彼女を見つけたのは、彼女の母親的存在であるミルドレッド(エリザベス・マーナー・ブルックス)と今年13歳になるシルヴィアの弟ピート(ライリー・ミルズ)だった。その頃、『サタンの息子たち』は、バレーヒルに腰を据えようと適当なねぐらを物色していた。それを決めるのは、サタンの宗教行事を司る中国系の女教師スー(ジャディン・ウォン)の役目で、彼女は湖底に沈む1軒の空家を探しあてた。一方、意識を取り戻したシルヴィアは、彼らの様子を一部始終説明する。これを聞いた祖父のドック(リチャード・ボウラー)は復讐の執念に燃え、軍団のねぐらに向かった。ドックがかけつけた時、シェリー(アレックス・マン)という男が、リンチを受けている最中だった。ドックは逆に捕えられ、無理矢理LSDを口の中につっこまれる。表で、ピートが祖父を心配して叫んだため、大事になることをさけたボーンズらはピートにドックを返す。途中でネズミをくわえた野犬に会ったピートは祖父の獣医具を利用して、野犬を殺したあと注射器で血をぬきとり、それを彼らの食事にそっとまぜる。それを食べた彼らは数分後には狂犬病になり、仲間同士で殺し合いがはじるる。そして、彼らはそれぞれに武器をもち町をさまよい人々を襲い出す。この騒ぎでミルドレッドの恋人で工事の現場監督でもあるロジャー(ジョン・デイモン)は重い腰をあげ、作業員たちを向かわせるが、彼らまで毒牙にやられ、ミルドレッドたちを襲うはめになる。丁度この時警官たちが到着し、狂人たち全員を銃殺するのだった。

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スタッフ・キャスト

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映画レビュー

2.5ザップという奴は出てこない。原題だと、お前の血を飲む的な意味なのだ...

2022年2月13日
スマートフォンから投稿

ザップという奴は出てこない。原題だと、お前の血を飲む的な意味なのだろうけど、悪魔崇拝でてくるからか。
前半クソで、後半カオスで面白くはないけど、ストーリーは筋が通っていてちゃんと観られる。ピート少年が姉と爺ちゃんのカタキとばかりに狂犬病の血をミートパイに混入させてヒッピー集団に食わせたことから起きるパニックホラー。超B級。
グロあるけど技術レベル的に怖くない。むしろ動物殺害の方がヤバイ。
70年代映画にありがちな、射殺オールキルエンド。

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collectible

1.0めっちゃレトロ感溢れるオープニング 音楽も映像も凄く好き✨ ヒッピ...

2021年8月4日
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寝られる

めっちゃレトロ感溢れるオープニング
音楽も映像も凄く好き✨

ヒッピー集団の怪しげな儀式
次はどんな展開?と期待が高まる。

んっ!あれ、あれっ?
なんか、全体的につくりが雑だし
トーンダウンして終わっちゃった🙁

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movie freaks

1.0ヒッピーとダム作業員

2021年5月23日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

楽しい

単純

興奮

悪魔崇拝的なエロ、グロ、バイオレンスを期待しながら残酷なのは動物の扱いだけで、ゾンビ映画に託けたショボいパンデミック物。

その正体は狂犬病でアホみたいな連中に伝染して町はパニック、まぁ水をブッかけていたらそれだけで一安心な単純さ、グラインドハウスとしてのB級映画ではあるがこんなのを連続で2〜3本も観ていられない、アメリカのバカ過ぎる醍醐味が楽しくもある。

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万年 東一