劇場公開日 2003年10月18日

ほえる犬は噛まないのレビュー・感想・評価

全34件中、21~34件目を表示

3.5犬鍋っ😱ひぇー‼️

2020年11月9日
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 17年前の映画だけど、その頃は韓国ってまだ犬を食べる風習があったのか?ひょっとして今も?何の映画か忘れたけど、韓国映画でやはり犬を鍋に入れて食べてたけど💦まぁ食文化は国によって違うから、、、日本だって地方によってはイルカ食べるし、外国からしたら信じられない事だろうけど。この映画のインパクトはやはり犬❗️犬鍋と、お尻から串刺しにしようとする場面や屋上から投げちゃうところ、とにかくショック😰
 おばあさんが頻繁に唾をペッとするのも、よくある事なのか、ブラックジョークなのか。
 教授になる為にケーキ🎂の下に札束忍ばせて貢ぐ。奥さんの退職金を、、、それで本当に教授になったようだが、これは事実を皮肉ってるのかジョークなのか😔よくある事ではないと思いたい。日本の時代劇で越後屋やらが饅頭の下に小判を入れて「御主も悪よのう」の世界と同じだぁ😩
 音楽?効果音?が昔の映画の様なところは面白い。主人公がここぞという場面でフードのヒモをキュッと締めるところは可愛い、親友とのやりとりも面白い。
 何処かで見たことある娘だ、誰だっけ?思い出した。空気人形のペ・ドゥナだあ。ちょっと雰囲気違うけど、どちらも可愛い。

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アンディぴっと

3.5ポンジュノ作品

2020年7月28日
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鑑賞方法:映画館

笑える

興奮

パラサイトからのポンジュノ作品です。
犬を食べる韓国の習慣だよなー、って観た。
面白かったけど、愛犬家には辛い作品かも。

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りあの

3.0食うな。投げるな。鍋にするな。焼くな。

2020年7月6日
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鑑賞方法:映画館

原題は、ポン・ジュノが「なんとなく名付けた」と言う「フランダースの犬」。「Barking Dogs Never Bite
/Barking Dog Never Bites」は英語タイトルで、邦題はこっちを訳してますが、韓国のオリジナルポスターには「同床異夢」とプリントされてて。パラサイトではソン・ガンホが「寄生ではなく共生の映画」と発言するなんて言う事実から思うことは、やっぱり、ポンジュノってテーマ性に何か欠落してるとこ、あるよなぁ、と。

犬を憎み、うるさく吠える小型犬を処分した文系大学講師が、裏金を工面して教授になろうとする物語と、正義感に駆られ、ヒーローとしてTVに出たいのか、行方不明犬探しに必死になる女の子の物語。

ごめんなさい。少し悩んだんですが、あの3種のタイトルに、何がどこからどうやって結びついていくのかが解からないw

犬鍋の文化にゲゲゲ!になりますけど、小ネタやエピソードの面白さは抜きんでてると思うんですよね。団地の階段を血相変えて駆け降りる女子二人のシーンとか、無茶笑える。地下室と屋上の犬鍋は、地味に笑えるホラーw 地下の住人は「パラサイト」に繋がる発想でしょうが、この程度の話なら合理的に受け容れられるし、姉さん女房である講師妻の言動は、おかしかったりホロリンしたり。ここだけでも世界完結。とにかく飽きないし楽しい。

娯楽的見世物としては、個人的にはパラサイトより好き。B級単館系の愉しさにあふれてるし、なにより、ショートカットのぺ・ドゥナが口を尖らせる表情の可愛さが最高。

男には彼に尽くしてくれる妻が。女の子には全てを理解して受け入れてくれる親友が。二人とも、幸せもんなんですよね、結構。なんで、最後はほんわかな感じで「締め」になります。

ただ、タイトルの適当さがw
よって、そういう映画です。
細かいことは言いっこなしで、面白かった。

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7/9 追記
今日になって、英語タイトル&邦題の意味が分かった様な気がする。

キャンキャンわめく割に、何かを実行するでもなく行動も起こさない...

米国に対する北朝鮮の事とか。
米国に対する韓国の事とか。

韓国のIMFへの緊急融資要請は1997年。IMFは慈善団体などではなく、米ドル中心の世界経済秩序を維持する目的で、アメリカが主導して創設した機構。よって、IMFの活動はアメリカの影響下にあり、アメリカの利益のために存在すると言っても過言ではありません。1997年、韓国への金融支援に伴う付帯条件は、成長率の上限を設定されるもので、韓国の経済主権の剥奪とも言える内容。この時点で、韓国企業が稼ぎ出した金はアメリカを中心とした外資に吸収される構図が出来上がった様なもんで。韓国内では、政治家も銀行も財閥も、キャンキャン喚いてたんだろうなぁ、と。でも。何にもできない。

そんな社会に対する、皮肉なんじゃないでしょうか。

いずれにしても。
映画とは何の関係も無いw

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bloodtrail

3.0わからん

2020年6月21日
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鑑賞方法:映画館

むむむむむ。
わからん。
犬を軸にした、ある団地に住む人々の群像劇。
どこにハマればいいのか、わからんかった。
俺には、ポンジュノ監督は、まだ早いのか?

願っていることは、必ずしも願ったとおりには、ならない。でも、願ったとおりになることもある。って映画なのかな。なんだ、そりゃ?! 自分の理解力の低さが、悲しくなる。

きっと、次の「スノーピアサー」ならわかるだろうと期待して、ポンジュノ詣でを続けてみます。

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CB

3.5タイトルの意味は?

2020年6月15日
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鑑賞方法:VOD

笑える

楽しい

なんとなくゆるい感じで身構えることなく見れた。

ただ、その中でも韓国社会への風刺が効いてる部分もあり楽しめた。
犬鍋という衝撃。ベタな食べ物の下に賄賂。そして、罪に問われるのは社会的地位の低い人間だけ。

てか、タイトル意味あんの?

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いたかわ

3.5半分はぺ・ドゥナ映画

2020年2月17日
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鑑賞方法:VOD

個人評価:3.7
韓国の犬を食べる文化と、犬を家族として可愛がる人達が、一緒に暮らしている団地のアンバランスさをコミカルに描いている。
自分の都合で犬を憎み、犬を愛する自分本位な考え方の主人公の講師。その自分本位の考え方は、犬はペットとして可愛がるが、豚牛などの家畜は、平気に殺し食べる人間本位の考え方を対比させ表現している。
半分はポン・ジュノらしいテーマを描いているが、もう半分はぺ・ドゥナの為に作られたアイドル映画の位置づけだと感じる。
ネロに可愛がられながらも、社会の歪みで死んでいったパトラッシュになぞらえた原題も、皮肉たっぷりでポン・ジュノらしい。

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カメ

4.5チャンミはチャンミ

2020年2月8日
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鑑賞方法:映画館

十何年振りに観たら、こんなに面白かったのかと
「サニー」のチャンミがここでもチャンミという役名で、韓国ではああいうキャラがチャンミ顔なのかと思った

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うんこたれぞう

4.0ほえる人は噛まない

2020年1月27日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

今や世界的な映画監督、ポン・ジュノの独特の味わいがあるコメディで、主演は私のお気に入り、ペ・ドゥナ。
巨大マンションに住む大学講師は犬の鳴き声に過剰反応する。
マンションの管理事務をしている女性(ペ・ドゥナ)はヒマを持て余し気味、犬探しに関わり始める。

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いやよセブン

3.0ワンコの扱いヒデェー

2019年6月5日
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鑑賞方法:VOD

未見だったポンジュノ監督の処女作を。
ペ・ドゥナの魅力は出ているが、この先に「殺人の追憶」や「グエムル」撮る才があるとは感じず。

物語は、韓国のどうかと思う猥雑な文化が直に出てきて、そこは面白いというか興味深い。小型犬好きな人は見ないほうがいいでしょうね…。
(一般の人がナチュラルに■しちゃうんだよねぇ…)

ペ・ドゥナの撮り方だけ才能を感じた1作ですた。

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散歩男

3.0犬は食わない・・・

2018年12月6日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

 犬はマンションの警備員が食おうとしていた。そしてボイラー・キムの恐怖話。そこに地下室をねぐらにする怪しい男もいる。そして第二の犬殺し。ユンジュが犯人なのだが、目撃したヒョンナムが追いかけ、寸でのところで取り逃がしてしまう。飼い主のばあさんは家族がその犬だけという寂しい人。そのばあさん、病気を患っていたこともあって、しばらくして死んでしまう。ユンジュの妻が退職金をもらい、犬を買ってくる・・・

 どこへ話が進むか想像できない、まるでカオスのような脱力系コメディ。犬好きには耐えられない映像があるものの、ユンジュが罪に苛まれるところでホッとするのです。ブラックな展開の中心は結局罪に問われない警備員。なんだかこいつだけは許せない気がする・・・

 黄色いパーカーを被ったドゥナちゃんは可愛く、仕事をさぼって結局クビになるところも憎めないところだ。銀行強盗を撃退する銀行員のニュース映像を見て、生きる目的を見出したのであろうか、犬泥棒と最後にやりあうところはちょっと興奮。思いっきり動き回る健康的な彼女には惚れ直すこと間違いなしだ。そして、文房具屋に勤めるおデブの友だちがいい味出してる。

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kossy

3.0ほえない犬を喰う

2016年12月13日
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鑑賞方法:DVD/BD

日常物って、特に海外の知らない文化だと難しかったり、見る人を選んだり、暗いイメージがあるけど、見やすくて笑えて怖くてさすがポンジュノだなとデビュー作から色が出てるなと思った。

犬をきっかけに複数のストーリーが重なって転がっていく様が見応えがあった。
犬を食べると言うのは聞いた事はあったけどペットの犬も食う事にビックリした。

ペドゥナの自然な可愛さも良かったけど、ポンジュノの力の抜けた気張らない見せ方が好きなのかもしれない。

因果応報かと思いきやぬるーっと切り抜けていく感じ内心は崩壊寸前なのかもしれないが、それも自然で良かった。

韓国の映画監督は国の問題を真正面から捉える姿勢がとても好きなんだけど、韓国映画を観る度韓国には行きたくないと思う。

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奥嶋ひろまさ

4.0犬鍋

2015年5月4日
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鑑賞方法:DVD/BD

「犬鍋」

今や世界の映画監督となったポン・ジュノが、ソウル五輪をきっかけに姿を隠した犬鍋文化をユーモラスに撮った作品です。

登場人物のキャラクターといい、話の展開といい、庶民の日常をこんなに可笑しく映画らしく撮るなんて凄い。

そして、国際批判に晒されて消えようとする韓国文化を大胆にフィルムとして残した。文化というのは、その国の誇りなんですから、恥ずかしいことではありません。
ポン・ジュノの映画監督としての自信の表れですね。

天才は題材を選ばず、です。

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ミカ

3.5『空気人形』(09)主演のペ・ドゥナさん映画デビュー作品

2010年1月6日
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鑑賞方法:DVD/BD

笑える

難しい

幸せ

と、同時に
『母なる証明』ポン・ジュノ監督も
今作が長編映画デビュー作になります。

日本アカデミー賞主演女優賞にも
ノミネートされている大好きなペ・ドゥナさん。
デビュー作は、どんなふうだったのか楽しみに待ちました。

☆彡     ☆彡

これ犬好きの人
生理的NGな人いるだろうな
この頃からポン・ジュノ監督っぽさ出てるなぁ(苦笑)

まず、冒頭の感想。
これ、他のレビュアーさんも
書かれていた気がするのですが、
犬が好きな人は、序盤早々にNGかもしれません。

かくなる私も
実家で犬を飼っているくらい、
犬好きですので、このシーンでは思わず
画面から眼をそらしてしまいました。中盤にも、同じくらいキツイ
シーンがありまして、そこも同じように画面から眼をそらしてしまいました。

作品冒頭に
犬の取り扱いについての注意書き?説明文?の
ようなものは表示されるのですが、そうだとしてもあれはきつかったです。

ここさえクリアすれば観ていられます。

ストーリーからは、
ポン・ジュノ監督っぽさを感じました。

ずばり、一筋縄ではいかない。
人物像が、ストレートではない。

人間の複雑さっていうのかな、
人生の不条理さっていうのかな、
主人公の二人に共通しているんですが
成功者ではないんです。しかも二人とも
自分が成功者ではないことに気づいていて
なんとか成功したい、幸せになりたいと、あがいているんです。

作品タイトルから、
ある程度想像はつきますが、
コメディタッチな部分もあるのですが、
全体には、とってもシリアスなんです。

コントっぽい遊び心を感じさせる
シーンもあるのですが、主人公の心情を慮ると痛々しさすら感じます。

“贖罪”

ラストは、ここに収斂。
大学の教室で見せた主人公の表情が
いまだに謎であると同時に、頭に焼きついて離れません。

◇   ◇

注目のペ・ドゥナさん。
『空気人形』のインタビューで
「フィルムを無駄にしないためにもNGは出さないようにした」

こんなコメントを残していたのですが、
特典映像を観たところ、このデビュー作で
「フィルムを大事に」とポン・ジュノ監督から教えられていたみたいです。

三つ子の魂百まで、ではありませんが
最初の作品って、とっても大切なんですね(笑顔)

☆彡     ☆彡

あと色。
黄色や赤色。
原色が目につきました。
これには触れられていませんでしたが
もしかしたら、なにかのこだわりがあったのかもしれません。

鑑賞後感としては、
考えさせられる作品ではありましたが、
考える空白が多すぎて、ちょっぴり後味が。

良い作品なんだけど、もう一歩かなぁ。
ここまでくると完全に好みの問題になっちゃうんだろうなぁ・・・。

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septaka

4.5これは観ておいた方がよい

2008年12月22日

笑える

知的

幸せ

「殺人の追憶」「グエムル」「TOKYO」と、作品ごとにまったく違った顔を見せるポン・ジュノ監督の作品。

公開規模が小さく、ほとんど話題にもならなかったから、おそらくこの作品を観ている人はあまりいないだろうけど、もし、近所のレンタルショップにDVDが置いてあったら、迷わず借りることをオススメしたい。今、最もその動向が注目される天才監督、ポン・ジュノの魅力の一端が分かってもらえると思う。主演のペ・ドゥナもかわいいですよ!

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ダース平太