劇場公開日 2000年5月13日

「思ったよりもB級でした」ロミオ・マスト・ダイ Cape Godさんの映画レビュー(感想・評価)

2.0思ったよりもB級でした

2013年3月10日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

興奮

総合:40点
ストーリー: 30
キャスト: 70
演出: 40
ビジュアル: 70
音楽: 70

 最初から内容にはあまり期待していなくて、それでもジェット・リーのアクションが楽しめればそれでいいかと思って観た。だが思った以上に全体的にB級でした。大袈裟な科白、やたらと格好をつけたあり得ないアクション、ありきたりのと物語と、一昔前の映画のように感じた。服役中の主人公が弟の死を知った途端に看守を殴り倒して香港の刑務所からあっさりと脱獄する場面とか、脱獄犯がどうやって入国できたのか知らないがアメリカにたどり着いてタクシーに乗車拒否されたからそれを盗むとか、そこに偶然ヒロインが客として乗り込んできて仲良くなるとか、子供向けの漫画じゃあるまいしと前半はもう呆れかえるほどだった。それでも物語が進むに連れて、だんだんとよくはなってきた。
 登場人物は悪くない。特に黒人側は美人のヒロインとその父親やデブのボディーガードのモーリンや野望いっぱいの部下のマックと、わかりやすい個性的で魅力的な人材が揃っていた。

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Cape God