ローラ(1960)
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ローラ(1960)

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解説

初恋の人を7年間待ち続ける踊り子と彼女に思いを寄せる男たちの物語。ヌーヴェル・ヴァーグ左岸派のジャック・ドゥミーの処女作。製作は「いぬ」のカルロ・ポンティと「勝手にしやがれ」のジョルジュ・ド・ボールガール、撮影は「突然炎のごとく」のラウール・クタール、音楽は「シェルブールの雨傘」などでドゥミーとコンビを組むミシェル・ルグランが担当。

ストーリー

1日目〈出逢い〉。陽気に騒ぐアメリカの水兵で賑うナントの港町。全てにうんざりしたローラン(マルク・ミシェル)は自由を求めて旅に出たいと思っていた。水兵フランキー(アラン・スコット)は仲間と共にキャバレー、エルドラドにくり出す。目当ては踊り子のローラだった。ローランは書店でデノワイエ夫人(エリナ・ラブールデット)と娘のセシル(アニー・デュペルー)と知り合い、娘と同じ名の幼馴染みのことを思い出す。ローランは紹介された仕事先でローラことセシル(アヌーク・エーメ)と短かい再会をする。彼はそこでヨハネスブルグに行く仕事を引き受けた。デノワイエ夫人はローランの訪問を喜んでいたが、ローラとの約束が迫っているローランは慌しく辞去する。翌日のセシルの誕生日にまた来ると言い残して。ローランとローラは久し振りに2人だけの時を過ごした。彼女は14歳の初恋を語り始めた。祭で出逢ったアメリカの水兵ミシェル。一目惚れ。数年後の再会。そして、息子イヴォンを宿したこと。妊娠を知り姿を消した彼。7年経っても彼を待つ彼女。ローランは夜が明けるまでひとりで歩き続けた。 2日目〈14歳初恋〉。ローランはローラを愛している自分を知る。フランキーと一緒にいる彼女を見つけ、後をつけた。ローランはカフェでローラに愛を打ち明けた。優しく微笑むローラ。彼女が愛しているのはミシェルだけだった。ローランはフランキーのことでローラを責め、2人は喧嘩別れした。明日シェルブールへ旅立つフランキーはローラに別れを告げに来る。帰り道、フランキーは少女セシルに出逢い、祭りで賑う街で2人は短く楽しい時間を過ごした。夕刻、ローランはセシルの誕生祝いに訪れた。彼もまた明日旅立たねばならない。 3日目〈旅立ち〉。ローランは雇い主が密売で逮捕されたことを知る。そして、そこに現れたローラと和解し、2人は別れた。ローランはデノワイエ夫人から、セシルが実父の住むシェルブールへ家出したことを聞かされる。夫人も娘の後を追い旅立った。待てど来ぬ恋人をあきらめたローラは、エルドラドの踊り子たちに別れを告げていた。そこへ現れたのは、白いキャデラックに乗ったミシェルだった。熱い抱擁を交す2人。走る車の中からローラが目にしたのは、港に急ぐローランの姿だった。...

作品データ

原題 Lola
製作年 1960年
製作国 フランス
配給 ユーロスペース

提供:株式会社キネマ旬報社

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