ローマの休日のレビュー・感想・評価
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☆☆☆☆★★ 朝10時には無理だが、平日の夜7時なら観に行ける。 ...
☆☆☆☆★★
朝10時には無理だが、平日の夜7時なら観に行ける。
おそらく10回以上は観ている筈なのだが、ひょっとしたらスクリーンでは初鑑賞になるのかも知れない。
初見はまだ子供の頃だったが、大号泣したのをはっきりと憶えている。
その後何度も再見するも、グレゴリー・ペックの演技であったり。最後の最後に至る2人の感情表現であったり…と。色々とケチを付ける様になって行ったものでした。
まあ、少なくともダンスパーティーの場面までペックは騙すつもり満々だったのは明確なのだけれど。今改めて観直すと、ワイラーの神懸かり的な演出に、D・トランポの完璧と言える脚本上での緻密な積み重ねには驚嘆してしまう。(それにしても、宮崎駿は本当にこの映画が好きだよね〜)
そんな。今となっては、若かりしき時期に於ける若気の至り…ってヤツで。頭の思考が〝 目立たないが地味な良作を掘り起こそう 〟等とゆう(明らかに駄目な)シネアストを気取り。間違った思考バリバリゆえの、名作と言える作品を無理矢理に貶していた日々があったのを恥じるばかり。
それにしても。クラシックなモノクロ作品には、様々な色彩が鮮やかなのを感じ取れる。それも素晴らしいのだけれど、エンディングでシンプルに【 The End 】と表示され、余韻が最高に盛り上がった瞬間に映画は終わる。
最早、現在の映画では。この余韻を味わう事は永遠に叶わないのだ…。
2020年4月2日 TOHOシネマズ日本橋/スクリーン9
最高のスクリーン映え!
スクリーンでオードリーを観ているだけで2時間飽きない。これ程に気品ある可憐さを持った女優は映画館で観ないともったいない、と素直な感想だ。
タクシー運転手やアパートオーナーなど細かな所までキャラクターや演出が行き届いていて、見応えもある。
もちろん、禁断の、叶わぬロマンスは言うまでもなく素晴らしい。
オードリーが美しいだけではない!!
通過儀礼
新型コロナウィルス感染拡大により、3月の予定がほぼ全てキャンセルになり、また外出するのも憚られ、いきおい自宅リビングでの映画三昧に耽っています。中でも、旧作名画スタンダードをピックアップしている中で本作を観賞しました。
あまりにも有名な、映画史に永遠に残る作品であることは今更言うを俟ちません。
ただ冷静に観ていると、実に他愛ない取るに足らないストーリーです。言わばローマ観光地巡りというような、単なるご当地PR映画という類のスジなのですが、何故だか観終えて心が温まり、活力が漲ってくる気がします。
映画全体に気品があり、洒脱な雰囲気に満ち、優雅な気分に酔わせてくれる。それは何よりも、本作が銀幕デビューだったオードリー・ヘップバーンというキャスティングに尽きると思います。彼女の醸し出す可憐で清楚で上品な美しさが、この作品全体をまろやかに包み込んでいます。
67年前の映画とはいえ、「笑って」、「泣いて」、そして「(手に汗)握る」という映画に求められる三要素がナチュラルに詰まった、映画として完璧な出来に仕上がっていることが判ります。而も、その展開のテンポが実に心地良い。
あまり寄せカットがなく、更に変則的なカット割りやパンもないので、観客は全く緊張感なく寛いだ気分で安楽に弛緩した心持ちで映像を眺められます。
本作は、単に軽妙なだけではありません。
基本的にはラブロマンスですが、甘く陶酔するだけでない味わいを感じるのは、オードリー演じるアン王女が、少女Girlから淑女Ladyに蛹化し羽化していく通過儀礼プロセスを、2時間の儀式ドラマとして描いているためです。
アン王女にとって、ローマでのたった一日の”休日”は、単純なアバンチュールではなく、決められた通りに振る舞うだけの子供だった少女が、確固とした自我を持ち己の判断で行動する大人の女性に脱皮する、崇高で厳粛な成長譚であった、といえます。
寝所を抜け出す際のコミカルさが、戻る処の堂々たる重厚さに描き方が明らかに硬質化しているのは、その証左です。
この奥行きの深さゆえに、本作は永遠の名作として、これからもその名を留め続けることでしょう。
amazonプライム再鑑賞
遠い昔に見た記憶あるが再び鑑賞。
全く色あせていない。
白黒映画だというのに、まるでカラーの様に鮮やかに伝わってくる映像とオードリーの華やかさ。
60年たっても色あせない名作中の名作だな。やっばり。
これは絶対、見るべき作品
一言「なぜ今まで見なかった、私!」。
1953年公開。チャップリン「ライムライト」公開の頃。
不朽の名作ですね。ざっくり感想。
◎よかった点◎
・所々見聞きしてて、「ラブコメなんだろうな」と観てなかったけど。
ハプニングで城から出てきたアン王女と、偶然出会った新聞記者ジョーのやりとりが。
いやいやどうしてハラハラドキドキ、コミカルな面も多く。
それでいてちょっと胸キュン。
飽きさせない展開が、実に興味深く時間もあっという間の2時間。
・見たのは多分リマスター版。
だからか、白黒映画のシンプルさが際立ってました。
ストーリーもシンプルだしね。
・ヘップバーンの輝きは、もうキリッ&キュート満載ですが。
実はグレゴリー・ペックの紳士ぶり(出てるの知らなかった)も、めちゃくちゃかっこよかったです。
△いまいちな点△
・なし!
いやー予約消さずによかった。こんないい作品見ずに、映画好きって言ってたのが恥ずかしいくらい。
それくらいナイスな作品でした。
ちょい涙もうるっと。女の子だもん、ね。
夢のひとときと目覚めのとき
オードリー・ヘップバーンの王女としての凛とした美しさ、1人の少女としての悪戯な可愛らしさ、恋する乙女の可憐さと同じ女性の中に秘められた魅力。
相手役を務めるグレゴリー・ペックの新聞記者としての抜け目なさ、大人としての立ち居振る舞い、少年のような無邪気さと同じ男性の中に秘められた沢山の顔。
2時間程度なのにそこにある主人公の感情や心情の情報量が非常に多く、しかし無駄なものは一切ない黄金比のような美しさが感じられる。
一粒で何度でもオイシイ傑作(๑´ڡ`๑)
最後のシーンも潔く、多くの感情が込められたセリフに心がギュッとなる。
まるで一夜の夢のような映画
「人生はなんでも叶うわけじゃない...」
切ないんだわ、、、
僕はこの映画の別れのシーンで眠りについたので、朝起きるとまるで夢のような気がして「儚い恋なのだなぁ...」と思うのでありました。
さすが名作!!
前にテレビで観たことがあった様な気がしますが、ちゃんと観たのは初めて。
一言でさすが名作!!
オードリー・ヘプバーンの美しさ、気品、相手の男優のグレゴリー・ペックのカッコ良さが素敵だった。
ラブコメディって言うだけあって、面白さも最高!!
お互いの立場を思いやる、無言のラブロマンスに涙が溢れました。
ラブストーリーのお手本
午前10時の映画祭で鑑賞。
まあなんといってもオードリー・ヘップバーンが可愛い!
大人っぽい表情の美しさもあれば、時にはお茶目な可愛らしさがある。
ロミジュリ的な格差がある男女の恋愛ラブストーリーのお手本のような作品。プラスそこに身分をバラさないサスペンス的要素や逃走劇要素も含まれており、見ている人を飽きさせない工夫がある。
またローマの舞台も魅力的に描かれており、まんまとローマに行ってみたいと思った。
Excellent Classic Romantic Movie
I don’t believe Roman Holiday was made in 1950’s. It still touch us beyond century.
新聞記者がいい人なのはある意味ファンタジー
(午前10時の映画祭)
新聞記者がいい人なのはある意味ファンタジーで、現実世界なら記事にするだろうなあ。
それだからこそ、映画としては文句なしです。
カラーなら満点だけどモノクロだからちょっと減点。
こんなの、ローマに憧れる。
朝映画館に行って見に行って来ました!
とても有名な作品なので一度は見たいと思っていました〜上映されると知ってルンルンで鑑賞しました!
ストーリーは
よくありがちといえば悪いように聞こえますが、、
少女漫画やロマンチックな映画の王道!!と言った感じでした。あー素敵。これはローマに行って階段に座ってジェラート食べたり真実の口に手を突っ込んでみたくなりますね。たまには思いつきで髪の毛をバッサリ切ってしまうのもいいかも。笑
お話の流れはとても分かりやすく、時々フフッと笑えて白黒の画面を気にすることなくついついメインの2人を応援したくなります。
このまま2人で楽しく過ごせたらいいのに、、
追っ手がいる緊張感やアンの危なっかしさ、お互いに付いている嘘。このどれもがとてもいい刺激で映画を盛り上げてくれました。
最近は恋愛映画はほとんど観ることが無かったのですが、今回はやはり見て正解でした!
ただ青春を送っているようなローマでの2人の爽やかなシーンはこっちまでワクワクしました。
有名な作品だけあって、色々なところでオマージュされていたのでなんとなく話の流れやラストシーンは知っていたのですが、やっぱり映画館で観てよかった。
夢があって、切なくて、素敵な映画でした。
だって王女さまですもの。二人の万感の別れがいつまでも忘れられぬ余韻を残す。あり得ない話が20世紀の神話となる瞬間に立ち会わせてくれる映画のマジック。
①今までTV等では数え切れないほど観てきたけれど、映画館の大スクリーンで観たのは初めて。
やっぱり泣いてしまった😂
ラストのオードリー(アン王女)の顔があんなに細やかに感情を表していたことに初めて気づきました。
②ダルトン・トランボの見事な脚本、ウィリアム・ワイラー演出の名人技、オードリー・ヘプバーンの新鮮な美しさと演技、青年らしさを残しつつ懐の深い演技で新人のオードリーを支えるグレゴリー・ペック。
これだけ揃うと面白い映画が出来ないわけがない。
③考えて見ると(考えなくてもわかるか)、これ1日での出来事なんですよね。
④故淀川長治先生の“さよなら、さよなら、さよなら”が久しぶりに見れて懐かしかったです。
「それぞれの都市にそれぞれの魅力があり………ローマ。」
生涯best10に入れるほど本作を気に入っている自分は、なんとモンロー派である。
だから贔屓目なしで評価できる。
オードリー・へプバーンの魅力が最大限に発揮される工夫が凝らされているし、抵抗感なしに作品に入り込めるように造ってある。
名作。
(続く)
オードリーの可愛さよ
どっかの国のアン女王がヨーロッパ周遊中のイタリアで新聞記者と出会って恋に落ちる王道ラブストーリー。
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プリンセスというかお金持ちお嬢様あるあるのこの生活つまらないから抜け出すわ🎵のノリで豪邸抜け出して、道端で爆睡してるところを新聞記者ベックに拾われる。
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そのシーンがほんと、世間知らずというか、あんなに可愛い人が夜に道端で酔っ払った感じに寝てたら日本だったら絶対さらわれてるよ確実に(笑).
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逆に何もしなかったし、もはや面倒がってるベックすごいな。そんな男いるか?(笑).
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白黒だけど今見ても充分笑えて面白い☺オードリー白黒であの可愛さとか色着いたらどんだけ可愛いの。
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