劇場公開日 1987年11月14日

「教訓 --- 嫌な予感があったらやめた方がいい」ラ・バンバ はむちん2さんの映画レビュー(感想・評価)

3.5教訓 --- 嫌な予感があったらやめた方がいい

2023年4月7日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

昔ならではの夢のある話ですね。

ギター弾いて唄って...現代じゃそれでメシが食えたりスターになったりするのは難しい。ダウンロード全盛で街にレコード屋さんが消えてしまったことを思うと、こんな時代に戻れないものかと考えちゃいます。

 映画では、苦労していた母親が息子の才能が認められたことで心が晴れる姿が印象に残って進んでいった。まさに親孝行。反対に兄のいいかげんさが、この先「何かある」と想像つく分かりやすい展開なんだけど、この兄さん何か憎めない。根っからの悪でもないし、弟のパーティーとか複雑な気持ちながらも一応参加するから。
 成功したからと言って家族全員が幸せになれるわけじゃない。やっぱり「それに比べて自分は...」そういうのってありますよね。

・星(スター)は空から落ちない →いいセリフだ
・星(スター)は大空が家 → 名言なのに何という皮肉な結果になってしまうのか
・同じ部分を何度も歌わすレコーディング風景は厳しさを感じた
→観ててイライラ。セルフプロデュースの方がいいんじゃない?と思ったりした。そんな時代じゃないけど。。。
・ブライアンセッツァーやロスロボスが出演してるシーンはやはり華があって見入ってしまった
・80年代の映画ですが画質良好です
・ブルーレイは出てないようですが、DVDでも20分以上のメイキングなど映像特典もあります

映画自体は凄く印象的な部分は無いのですが、青春映画として観れるので80年代好きはマストでしょう。

 それにしても、苦手なことは絶対にしてはいけない。そんな教訓を感じてしまいました。映画では飛行機がそうですが、何か嫌なヨギリがあることは「考えすぎだよ」と言われても嫌われても空気が悪くなっても拒否した方がいい。まぁ飛行機に限らず気にしたらキリないんですが、嫌だと思った事はやらないことにします。

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はむちん2