モロン

劇場公開日:

解説

英語をしゃべるエイリアンがイギリスとアメリカにやってくるというSFコメディ。製作はバリー・ハンソン、監督はマイク・ホッジス、脚本はメル・スミスとグリフ・リース・ジョーンズ、撮影はフィル・メヒュー、音楽はピーター・ブルイス、編集はピーター・ボイルが担当。出演はメル・スミス、グリフ・リース・ジョーンズほか。

1984年製作/イギリス
原題:Morons from Outer Space
配給:ユーロスペース
劇場公開日:1986年8月30日

ストーリー

レンタル宇宙船でバカンスを楽しんでいたデズモンド(ジミー・ネイル)たち4人のプロプ星人が、機械の故障でバーナードを置きざりにしたまま地球のロンドンに不時着した。宇宙船を回収したイギリス軍は解明にのり出すが、トンチンカンな受け答えをくり返すデスモンド、サンドラ(ジョアン・ピアズ)、ジュリアン(ポール・ボウン)の3人は何とモロン(低能)と断定される。しかし、彼らが馬鹿を装った侵略者だとの疑いを抱くアメリカ大使館のラリビー大佐(ジェームズ・B・シッキング)に殺されそうになったところをTV記者のグレアム(グリフ・リース・ジョーンズ)の機転で救けられる。グレアムをマネージャーに宇宙から来たロック・バンドとして一躍全世界の人気者になった彼らは、ニューヨーク公演が決まりアメリカに渡る。一方、いつの間にか地球に辿り着いたバーナードは、シュア・スタジオの楽屋で彼らと再会するが、今は邪魔者扱い。コンサートが始まり大歓声の中、突如宇宙船が着陸する。中から現われたレンタル会社の男に連れ去られ、またもや、バーナードを置き去りにして、デズモンドたちは宇宙の彼方へ飛び去っていった。

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