見たい度推移(赤線は公開日)


サーカスの芸人の世界に憧れるフェリーニが、大道芸人のわびしい浮草生活を描いた名作中の名作。粗野な大道芸人のザンパノは、ジェルソミーナという少し頭の弱い娘を雇って旅から旅の生活を送る。ジェルソミーナは、ザンパノから家畜のような扱いを受けるが、“キ印”と呼ばれる綱渡りの青年から心の慰めを得る。だが、“キ印”と犬猿の仲のザンパノはふとしたはずみで“キ印”を殺してしまう。それ以来、ジェルソミーナは、ただ泣いているばかりで役に立たなくなり、とうとう彼女は置き去りにされてしまう。数年後、ジェルソミーナの死を知り、夜の浜辺でけだもののように泣き続けるザンパノ。ロータの哀切なメロディーはあまりに有名である。最も感動的なフェリーニ作品として知られ、ヴェネチア映画祭ではサンマルコ銀獅子賞に輝いた。


