劇場公開日 1996年4月20日

「フサフサロン毛のウディ・ハレルソン」マネートレイン kossyさんの映画レビュー(感想・評価)

3.5フサフサロン毛のウディ・ハレルソン

2020年5月2日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

 チャラ男のチャーリー(ハレルソン)はギャンブル好きが高じて1万5千ドルもの借金を作ってしまう。おとり捜査専門の鉄道公安員で危険な業務をこなしながら、兄貴分のジョン(スナイブス
)にも迷惑かけてばかり。派遣されてきた女性捜査官グレース(ジェニロペ)も、真面目なジョンを選んでしまい、ジョンから借りた金も地下鉄内でスラれてしまう間抜けぶり。失意のもと、警官もクビになってしまい、あとは職場も同然のマネートレインから売上金を強奪するしかないと間違った方向に進んでしまうのです。

 チャラ男ぶりはオーウェン・ウィルソンじゃないかと見間違うくらいのハレルソン。黒人と白人なのだから兄弟であるはずがないとからかわれても動じないところは良かった。堕ちるところまで堕ちたなぁ~といった展開はコメディなのか真面目なのかもわからない。地下鉄パニック映画の部類に入るのですが、これは劇場で観てたらかなり興奮しそうです。ただし、道義上チャーリーには共感もできないので、もうちょっとストーリーに味付けをしてもらいたいところでした。MTAのパターソン局長がもっと悪であるように描くとかの・・・。

 なんといっても今作はジェニファー・ロペスの貴重なヌード・濡れ場が見られる作品なので、その意味では必見なのかも・・・開始55分ごろです!

kossy