劇場公開日 2024年3月2日

プロスペローの本のレビュー・感想・評価

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2.0中世ヨーロッパ シェイクスピア ミュージカル要素

2024年5月4日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

舞台は中世ヨーロッパ、原案はシェイクスピア、ミュージカル要素、と苦手なモノだらけ…

個人的に苦手な材料だし、小難しくて分かりずらいし、眠くなるし…

はよ終わらんかな…と思いながら我慢して観たんですが、上映時間126分が長く感じた(笑)

ただ、終わり方が、話の結び方が、良かったです。

衝撃的だったのは、出てくる人が服を着ていない人の方が多い事(笑)

しかも、モザイクなし無修正(笑)

映画館の大画面に、堂々とチ◯コがイッパイ揺れていて笑ってしまった(笑)

衝撃でした(笑)

ちなみに伏せ字の◯の中に入る言葉は“ョ”ですよ!

ええ、チョコですよ、チョコ(笑)

何だと思いました(笑)

何だと思いました(笑)

嘘です(笑)

ご想像の通り“ン”です(笑)

付き合って頂き、ありがとうございますm(_ _)m

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RAIN DOG

3.5現代と過去を繋ぐもの

2024年4月22日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

「我々は夢の材料でできている」/神話もけっこう生々しいものよね、と思うとなかなかいい映像。

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ouosou

4.0グリーナウェイにしては おとなしめ?

2019年7月13日
Androidアプリから投稿

プロスペローは ギールグッドの当たり役の一つであり、台詞のほとんど(全てか?)が 彼のナレーションの形になっている

24冊の魔法の本(原作にはない)が 妖しく美しい輝きを、放つ

偉大な力を持った プロスペローは、
エアリエル(大気の精)を 使い魔とし、
島の妖精を支配し(キャリバンは怪物で最下層扱い)、
絶海の孤島の王となる
エアリエルにより 自然を思いのままにし、
人間の感覚も 自由に操る

動き出す彫刻や妖精は 全裸か半裸で (彫刻はともかく)必ずしも美しくなく(笑)、彼等の土着性も 再認識させられる
(こんなんで ミランダは、着衣のナポリ王子に一目惚れし、ラストでも その取り巻きを 美しい、と言うのか?)

キャリバンは かなり原始的な存在で、醜悪だが、
マイケル・クラーク(パンクバレエの旗手)の動きを追っているうちに「美」を感じたりもする
彼は 重層的で、過剰な画面に負けていない
凄い

監督が 画家、実験映画作家だったこともあり、
色彩、シンメトリー、遠近法の使い方や、画面の中に 小さなフレームを作り、多重の意味を与えていること等々、面白かった

人によって、好みの分かれる監督だと思うが、
キュレーターとしても活躍しているのは 理解出来る

監督とギールグッドのコラボの成否も よく判らないが、彼のプロスペロー(ライフワーク)を 後世に伝えてくれたことには、感謝
いつか 彼の、若かりし時の「絹にくるまれた銀のトランペット」と称された声を聞いてみたい

エアリエルは「堕天使」とも考えられていた様で
この原作「テンペスト」で有名になった
そんな風情である
(小便小僧のような 使われ方も… )
赤フン(フンドシ)にしたのは ワダエミかな?

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jarinkochie