劇場公開日 2000年9月9日

「 ジェームズ・キャメロンが『タイタニック』の続編のアイデアを聞きに...」ハリウッド・ミューズ kossykossyさんの映画レビュー(感想・評価)

2.5 ジェームズ・キャメロンが『タイタニック』の続編のアイデアを聞きに...

2018年11月12日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

 ジェームズ・キャメロンが『タイタニック』の続編のアイデアを聞きにくるシーンやマーティン・スコセッシが『レイジング・ブル』の続編を考えてる台詞は面白かったが、素直に笑えない。笑えるのは、むしろアルバート・ブルックスの台詞やチンケな映画のアイデアだったか・・・コメディ俳優としてはいいかもしれない。

 主人公がオスカーの脚本賞候補という件などは現実とシンクロしないし、こんなネタの映画なんていいのか・・・・と。どんな映画にもゴーストライターがいることを仄めかしているような気もする。『アダプテーション』でも感じたが、脚本の不出来を自虐的に表現すること自体が笑えないし、何を訴えたいのかわからない。多分、監督・脚本家仲間が酒の席で「ちょっとお遊びの映画でも撮るか?」とワイワイやりながら作った映画と想像する・・・

kossy