見たい度推移(赤線は公開日)


俳優としても知られるマルチアーティスト、V・ギャロが監督、脚本、音楽、主演の4役をこなした人間ドラマ。刑務所を出て故郷の町バッファローへ帰郷しようとするビリーは“嫁を連れて帰る”と電話で両親に大見栄を切ってしまう。通りすがりの少女レイラを拉致して妻のふりをするよう脅迫。なんとか両親との対面を済ませたビリーは、次に自分を刑務所に送りこんだ裏切り者への復讐に挑む。そんな彼の孤独な素顔を知ったレイラは、そのあとも行動をともにし……。愛を知らない孤独な男の感情を、ギャロは渇いたユーモアとともに描出。自身で主人公ビリーを妙演し、大人になれない男の情けなさをリアルに伝える。あどけない顔に似合わない濃厚なメイクを施したC・リッチの聖母のようなヒロイン像も印象深い。





