「ゲイ。」パートナーズ（1982）　みつまる。さんの映画レビュー（感想・評価）

本作はゲイ殺しの連続殺人事件の捜査の為に、ゲイ社会へと潜入する捜査官によるバディ・ムービーものであり、８０年代のゲイ・コミュニティの実態をつぶさに観察できる貴重なフィルムだと思う。
この頃はゲイへの差別や偏見がまだまだ強かったようである。
演技派Ｊ・ハートのオネェぶりは身のこなし方や目付きからして本物そっくり。
その反面、Ｒ・オニールは胸毛フサフサの胸元を盛んにアピールしていて何となく薄気味悪かった（ゲイの観客は大いに喜んだかもしれないけど）。
でも彼のゲイ向けのファッションとピンク色のワーゲンはウケたね。