尼僧の背徳

劇場公開日:

解説

17世紀に起きた実話を基に、愛を求めた一人の尼僧の姿を描く。エグゼキュティヴ・プロデューサー、原案はアルカンジェロ・ピッチ、製作はシルヴィオ・コレッチア、監督はステファン・オブロウスキー、脚本はクラウディオ・フラガッソ、撮影はジュゼッペ・ベルナルディ、音楽はジャンニ・マルケッティが担当。出演はゾーラ・ケロヴァほか。

1980年製作/イタリア
原題:La Vera Storia Della Monaca Di Monza
配給:ジョイパックフィルム
劇場公開日:1989年1月14日

ストーリー

17世紀初頭、スペイン領モンザにある聖マルゲリータ修道院のシスター・ヴィルジニア(ゾーラ・ケロヴァ)は父の死によって尼僧でありながら領主の地位を受け継いだ。しかしここマルゲリータ修道院は陰謀と欲望の渦まく邪悪の宮で、放蕩貴族のジャンパウロ・オシオ(マリオ・クティーニ)に暴力的に処女を奪われたヴィルジニアは、あろうことか彼を愛するようになり、子供まで宿してしまう。ところが子供は死産に終るものの小間使いの少女マルゲリータに弱味を握られてしまい、いつしかヴィルジニアに真実の愛をみたオシオが彼女を殺害してしまう。それを契機に、修道院の悪事は次々に暴露され、異端審問官にとらえられた神父やヴィルジニアたちは処刑されるのだった。

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