
J・キャメロンが、20世紀最大の悲劇ともいわれる“タイタニック号事件”の映画化に挑んだ超大作。1912年4月10日、かつてない威容を誇る豪華客船タイタニック号が、イギリスのサザンプトン港からニューヨークに向けて出発。出港直前にチケットを入手した画家志望の若者ジャックは、婚約者のいる名家の令嬢ローズとの許されぬ恋に落ちる。しかし14日深夜、タイタニック号の船首が北大西洋の氷河に衝突。浸水で船が傾き始めるなか、乗客たちは極限のパニックに陥る……。史上最高の製作費2億ドルをつぎ込んだ映像のスペクタクル度は、まさに空前絶後。事件のリサーチに並々ならぬ執念を燃やしたキャメロンは、全長236メートルのタイタニック号をほぼ原寸サイズでスタジオに再現し、衝突から沈没までの一時間強のパニック状況をほとんど時間的省略をせずに描き上げた。日米のみならず世界的規模で特大ヒットし、かなりの長尺にもかかわらず興行記録を大きく塗り替え、アカデミー賞も制した。

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