007/ゴールドフィンガーのレビュー・感想・評価

　ジェームズ・ボンド・シリーズ第３作。

　Amazon Prime Videoで鑑賞（吹替）。

　原作は未読です。

　ガンバレル・シークエンスやアストンマーティンなど、今も続くシリーズの基礎を築いた本作の偉大さを体感しました。
　物語の基本的な流れも確立され、以降も踏襲されているせいで先が読めましたが、これぞ００７と云う安心感がすごい。
　荒唐無稽なところも含めエンターテインメント性が非常に高く、最後までハラハラさせる展開がとても面白かったです。

[余談]
　アクションにキレが無いのは物足りなかったですが、危機的状況にも常にジョークを絶やさぬボンドが只管カッコいい。

2021年公開のボンド25作目に向けて見直し007。初代コネリー・ボンドの第三作目「ゴールド・フィンガー」です。ここいら辺りから変なガジェットが増えてくるんですね。改造されたアストンマーチンも登場して、いかにも007っという雰囲気になってきます。

ゴールド・フィンガーって何の事かと思ったら人の名前だった！ゴールド・フィンガーさん、見た目からして怪しさ満点です。そして、オッドジョブさんも怪し過ぎる❗シルクハットが危険過ぎる‼️でも、ゴールド・フィンガーさん、プレゼン力がスゴいんですよね。マフィアを集めて計画をミニチュアで説明したり。ミニチュアも床から上がってくる仕組みにしてたりと見せる為の努力をしてて手間暇かけています。そして最期は飛行機の小さい窓から空へと飛んでった‼️インパクトあるやられ方でした。

ボンドガールかと思ったジルさんが速攻金ピカになって死んだのはちょっとビックリでした。何故か有名なシーンはこれだったんですね。「人間皮膚呼吸しないと死ぬ」っていう都市伝説はここから生まれたそうです。それにしてもなんで金ピカにするよ？

色々とインパクトのあるシーンが目白押しのゴールド・フィンガーでした。ショーン・コネリーもジェームズ・ボンドが板についてきた感じです。

そう言えば作中で「アメリカの金を核汚染させて58年間は手出しができなくなる」って計画を立てていたのですが、この作品が公開されたのが1964年なので58年後は2022年。もうすぐだ‼️

007シリーズ第3作。テーマソングなどよく聞いていたが、映画は初めて見た。
ブレトン・ウッズ体制というのか、金本位制、兌換紙幣だった時代の映画設定だったのが、面白かった。アメリカとイギリスの金の量の均等。これをなくすことによって儲けようと企むのが悪役たち。
まずは、ヒール役、敵役があんなデブのオヤジだとは思わなかった。なんというのか、敵役はてっきり女性かと思っていたが。違った。
また、1964年。時代なんだろうね。対決がのんびり。最初はいかさまトランプ。しかもそのいかさま方法が古いというか、のんびりしたものだった。そして、ゴルフ対決。とんねるずじゃないんだから。しかも勝ち方がセコい。
また、絶体絶命になったボンドが半ばハッタリの命乞いによって助かるというのも面白かった。
後半からのストーリー展開はテンポがあって良かったかな。

色男ジェームズボンドコネリー笑
スペクターを観て余韻を楽しむべく観たらトントンと観てしまった。
ボンドガールの美しさは、どのシリーズを観ても裏切らないと実感。
そして華のあるゴールドというテーマ！
この時代にガスを撒いて核爆弾という言葉は斬新だったろうなと
観ながら感心すると共に舞台がアメリカなのも何となくベトナム戦争に想いを馳せる瞬間があったのは私だけだろうか…

ボンドと言えば最新の車を常備して華麗な運転技術を披露、飛行機も機転の効いた操縦シーンに現代で観てみても劣らない。
コネリーもワイルドだし裏切らない1本です。
ただ、ゴールドの遺体を引張らなかったのに…

007シリーズではいちばん好きな映画です。
シリーズ初期の頃の作品で、もちろんジェームス・ボンドはショーン・コネリーだ。
娯楽アクション映画として及第点の面白い作品だが、特に気に入っているのは以下のとおり。
・金箔を塗られて殺された美女
・飛行機から睡眠剤のガスを散布して、地上の人間を眠らせた
・ボンドがハロルド坂田を感電死させ、核爆弾の時限装置を残り００７秒で停止させた
・ラスト、ボンドが美女を抱いてパラシュートで落下
・シャーリー・バッシーの主題歌

007シリーズ第3作

この作品のおかげで
007シリーズが長寿化したと思います

Ｑの秘密兵器
アストンマーチンDB5
など

男なら
思わず「オォッ」と唸るような
イカした兵器がジャンジャン出てきます！！

なかなか
個性的な悪役も登場し
いいスパイスになっています

前作にくらべると娯楽色がやや強くなりましたがとても楽しめる作品です！